見出し画像

マーケティングについて考える

「もちのえき」で販売している180円の餅を売ることに頭を悩ませている。
“たった”の180円かもしれない。
されど、その180円はあなどれない。
「理想的な空間を設計してほしい」という人と、「180円の餅が食べたい」という人は、実は全く別の層の人たちだ。
自邸の図面を収録した1冊5万円の本を作ろうかと思うけど興味ありますか?とアンケートをとってみたら一晩で1300人が手を挙げてくれたが、180円の餅は、これがなかなか売れない。w

全体の数で見れば、後者の人の方が遥かに多いはずなのに、ぼくは彼らへコンタクトする方法をまだ見つけ出せていない。

多くの人は、SNSのフォロワー数を増やすことで満足してしまう。
ただ、フォロワー全員が購入してくれたとしても、市場はそこで終わる。
オンライン販売のビジネスを成功させるためには、フォローしてくださっている方ではなく、その外側の世界に目を向けなければならない。

この問題を解決するための鍵がマーケティングにあるように思う。

ここから先は

1,726字
遊びと仕事を同居させながら楽しく働き、クリエイティブにビジネスをしていく方法をお伝えしていきます。 お金や税金、相続対策、保険、株、資産運用などもふくめ、今を生き抜くための知見を惜しみなく書いています。 もやもや考えて変わりたいけど変われないだとか、これからどうすれば良いのか迷った時、きっと背中を押すことが出来ると思います。

月刊 谷尻誠

¥1,000 / 月

建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado …

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。