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ただ過ごす

SNSをやめて二年が経った。
以前の私はInstagram、Twitter、Facebook、全部やっていて、まめに投稿し、全てチェックし、コメントしたりされたりしてそれが日常だった。

情報から距離を置きたくてSNSを全部やめた。ネットのニュースくらいは時々見るけど。

意外と無くても困らないなと思うのと、それに小さなことに一喜一憂しなくなった。

SNSを見なくなったことで、以前通っていた店が閉店した事や、新しいお店の情報にびっくりしたり、浦島太郎状態になる事はあるのだが、自分の足で歩いて見つけた新しいお店の発見はとても嬉しいし、変わらない友人や居場所などはある、と言うことも知った。とにかく今の感性で感じ取れる日常が深い気がする。

諸行無常は実在するのが疑問だったが、本当にそうだった。世の中は変わりゆく虚うものだが、変わらないものもあるのだなと感じる。

デジタルデトックスというと極端になるが、少しネットと距離を置くと心が豊かになると実感している。

食べる前に写真を撮らなくなったり、自然の音に耳を傾けて歩くのも良い。

私たち人間は大昔は人間本来の動物的な勘だけで物事を決めたり、身を守ったりしていたそうだ。

デジタルな世の中便利な部分に恩恵は感じつつ、自分の勘や感性を大切にして穏やかに過ごしたいものだなと想う。

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