フグタ社長業務日誌『ここ1週間のこと』
このシリーズは2007年9月～2008年9月まで1年にわたる、福田康夫総理の「首相動静」を基にしたフィクション（パロディ）です。※巻2は自2007年11月1日～至11月30日。
フグタ社長業務日誌（巻2-2）：11月6日（火）
よその会社のことなので、私が口を挟むこともないが、万寿堂のオジャマ社長も大変だ。
進退問題で揺れている。「社長のやることには反対だが、それが理由で辞めることはもっと許さん！」と役員たちが声高に叫んでいる・・。
昔、オジャマさんは「御輿は軽いほうがいい」が持論だったが、自分が御輿となった今、その軽さを違う意味で実感されていることとお察しする。私としては成り行きを見守るしかない・・。私は私で忙しい。
さて、少し日記が飛んだ（事務多忙につき更新が遅れ申し訳ありません・秘書注）ので、ここ1週間の動きを思い出すまま簡単に記す。
10/31（水）
午後7時4分、東京・内幸町の帝国ホテル着。同ホテル内のフランス料理店「レ セゾン」で秘書と食事。
11/1（木）
午後8時17分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。同ホテル内の日本料理店「山里」で懇意にしていただいている校長先生と会食。
11/5（月）
午後6時34分、東京・平河町の中国料理店「赤坂四川飯店」着。業界紙各社の部長と懇談。
11/6（火）
午後6時31分、東京・大手町の大手町ファーストスクエアウエストタワー着。同タワー内のレストラン「トップ オブ ザ スクエア 宴」で業界紙「7社会」の会長らと会食。
晩飯しか思い出せなくて少し簡単すぎるご報告になったかしら・・、一応和洋中ローテーションになってるみたい。フフフ♪
注：
業務日誌の更新が滞った原因は、オジャマ社長こと民主党小沢氏を巡る混乱にある。
福田首相と小沢氏は「大連立構想」について話し合った（これはY新聞のナベツネさんが黒幕という節もある）。小沢氏は連立に前向きだったが、民主党内では「大政翼賛会か！」など役員全員が反対という有様であった。そのため、小沢氏は福田首相に電話して連立協議がダメになったと伝えた。（ここまでが11月２日の出来事）
頭にきた小沢氏は11月4日、役員からの反対意見は「俺に対する事実上の不信任だ」として党代表を辞めると宣言した。と、これにあわてた民主党役員（ハト兄など）が「やめないで！僕らも悪かった」と説得し、7日、小沢氏は辞任を撤回した。
というような茶番的な状況（ほとんどドラえもんのジャイアンとのび太たちのやりとりである）であった。そこでこの間、福田首相は都内の一流レストランでディナーをしながら、オジャマさんへの愚痴をこぼしまわっていたわけである。
※『フグタ社長業務日誌：ここ1週間のこと』は、ブログ『tanpopost』に2007年11月7日 付けで掲載したものです。
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