本当に必要なものがわかるミニマルキャンプのすすめ

 こんにちは。のらりです。

 皆さんは、ミニマルキャンプという言葉をご存知ですか?

 ミニマルキャンプとは、文字通り最小限の荷物でキャンプをすることです。

 僕はたくさんの荷物をもってキャンプをするよりも、ミニマルキャンプの方が好きです。

 バックパックに必要な道具を詰め込んで、それのみで生活する。そのすべてを無駄なく使い、一日を過不足なく過ごす。

 この気持ちよさは癖になります。

 みなさんにもぜひおすすめしたいので記事にしてみました。

 この記事を読んで、ミニマルキャンプをやってみたいと思われたのなら、これ以上の喜びはありません。

キャンプをすれば、本当に必要なものがわかる

 キャンプの良いところは、足るを知れることです。

 足るを知るという言葉は、仏教用語の吾唯足知(必要なものはすべて足りていると知る)からきています。

 僕も最初は大荷物でキャンプをしていました。

 あれが必要これも必要と道具を集めては車で運び、設営して快適な居住空間を作るのに四苦八苦。

 中には使わない道具がかなりありました。

 キャンプを終えて帰宅する頃には、非常に疲れていたことを覚えています。

 しかし、何度もキャンプを繰り返す内に荷物が減り、必要な道具あったら便利な道具だけになっていきました。

 最終的には車を使わずに、バックパックで運べる程度にまで荷物は減っていました。





カチッとハマる快感

 バックパックで運べる程度に荷物は減りましたが、次第にあったら便利な道具も外してみようと思うようになりました。

 荷物は少ないほうが楽だからです。

「椅子はあったほうがいいけど、なくてもいけるんじゃないか」
「なら、今回は持っていかないことにしよう」
「ずっと地面に座っていて、腰が痛くなった」
「椅子は持っていったほうがいいな。軽くてコンパクトな椅子を探そう」

 などと試行錯誤をしている内に、あったら便利だけどあまり使わない道具はなくなり、自分にとって必要最低限な道具のみになりました。

 必要な道具だけで行ったキャンプ。

 すべて無駄なく使い、快適にキャンプをして、翌日バックパックにまとめる。あとにはゴミひとつない。

 その時の快感を今でも覚えています。

 まるですべてのパーツがカチッとハマったようなそんな気持ちよさです。

 このバックパック一つがあれば、僕は十分生きていけると理解できた瞬間でした。





必要最低限の暮らしの心地よさ

 この必要最低限の考えは、普段の生活にも活用できました。

 以前の記事で、我が家には押入れに収納できる分しか物がないと書きましたが、それもこの必要最低限という考えからきています。

 かといって、生活を快適にする道具を否定しているわけではありません。

 必要なものに生活を快適にするものを足すという考えのもと、家具を選んでいます。

 足したり引いたりしながなら、調整することで、快適な環境が完成します。

 そしてこれが一番重要なのですが、もう自分には最低限何があればいいのかが理解できています。

 必要なものをなくしても、すぐにまた揃えられるし、仮に何かが欲しくなっても、「でも、これは必要ないな」と判断できます。

 物にこだわることをやめたことで、快適な環境ができました。

 同時に物欲が激減し、僕の人生は非常に楽になりました。





まとめ

 自分にとって快適な環境には何が必要なのかを知ることで、最低限必要な道具がわかります。

 快適な環境を知ることができれば、足るを知ることができ、そこから物を増やすことはなくなります。

 足るを知ることは、体験しないと腑に落ちません。

 体験するにはキャンプがおすすめです。

 みなさんもミニマルキャンプをやってみませんか?

 それでは読んでくださってありがとうございました!


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