そのリスクマネジメントあってますか?管理職の方に読んでいただきたい
リスクマネジメント、あなたの会社ではどうされていますか?
正しいリスクマネジメント、できていますか?
でも、正しいリスクマネジメントって、なんなんでしょうね。
探偵という仕事をしていて様々な悩みと出会います。
その中には企業の方からトラブルのご相談もあります。
探偵に来られるときは、ひと通りご自身でやられたあとで、にっちもさっちも行かなくなったときがほとんどです。
ですので、これまでどういうことをされたのか、そのプロセスを伺います。
結果として「あ~~こうやって上手くいかなかったのか」「それじゃ上手くいかないですよ」といった、「上手くいかなかったプロセスの情報」が増えていきます。
一般的なリスクマネジメントは「出来るだけリスクが起きないように備えておく」だと思います。
わたしが考えるリスクマネジメントは異なります。
トラブルを起こすのは人。トラブルは絶対に起こる。その損害を出来るだけ少なくしておく。
これがわたしの考える、損害額を最低限にしておくリスクマネジメント、です。
根本の考えは『性悪説』です。
探偵の仕事で例をあげると、雇用調査というものがあります。
これは、これから入社する人がどういった人物か、履歴書にウソはないか、悪い噂はないか、など採用予定者に対する調査です。
この雇用調査、ネットで拡散されている動画などがあればわかりやすいですが、そうでなければ正しい答えが出しにくい調査です。
雇用調査で人の本質を調べ上げることなど絶対に不可能です。
「問題なし」とされた人物でも、人の本質なんか関わってみないとわかりません。
すべてを性悪説で考え、問題が起きたときの損害額をミニマムにしておく準備の方が大事です。
すべての採用者が悪意を持って入社してきたと想定して、その時に起こる損害をミニマムにしておくほうが合理的、という考えです。
雇用契約書の規定を解雇しやすいように変更しておく、問題を起こしたときの損害を給与で補填する、などです。
もし、探偵の雇用調査に使う費用があったら、弁護士さんに契約書のリーガルチェックでお支払いした方が意味があります。
トラブルを起こしていなかったとしても、採用を打ち切りたいときを想定しておくこともできます。
労働裁判に持ち込ませない、労基署に足を運ばせないための雇用契約書にしておくことも大事なことです。
すごく冷酷な考え方ですが、会社を守るためには人を信用しない、ということ。
これが本当のリスクマネジメントだとわたしは思っています。
もし、従業員のトラブルでお困り、これからどういった準備をしたらいいのかわからない、といった企業の方がいましたら、是非、DMでご連絡ください。
探偵目線でお伝えさせていただきます。
ご相談は無料なので、なにかの参考にされてみてください。