見出し画像

秋に賑わうアサガオ

25個。本日咲いたアサガオの数。縁側のグリーンカーテンにたくさん咲いた。朝顔といえば、日本の夏の風物詩。ミーンミーンという蝉の声が聞こえる頃か、むしろ初夏にしか咲かない花だと思っていた。

山吹色のやまぶき、白色やピンク色のあさじさい、紫色のあやめ、朱色をしたバラ。春から初夏にかけて、小さな庭には順々に花々が咲いて彩りを見せてくれたのだが、それらが咲き終わり、緑に陰りが見え、少し庭が寂しくなり秋に移り変わる頃、アサガオのカーテンが賑やかになり、驚いた。

7月の終わり頃から一生懸命に水やりをし、8月になってもたまに、ポツン、と一つ二つ咲くくらいで、よその家の朝顔を見て、なぜあんなに賑やかに咲くのだろう?というか、うちの朝顔はなぜこんなに寂しいのか?と思って調べてみたら、我が家のアサガオはどうやら西洋アサガオらしかった。

私は西洋アサガオが日本アサガオより咲くのが遅いということを、初めて知った。

日本アサガオは7~9月、西洋アサガオは9~11月が最盛期だという。我が家のあさがおは、西洋あさがおの代表的な品種である「ヘブンリーブルー」というアサガオらしかった。

花の色は爽やかで深みのあるブルー。小さなオシベは、電球が光るように明るい黄色をしている。

我が家のヘブンリーブルーは、9月後半から花が増え、10月に入ると、次々と花を咲かせるようになった。最近は毎日最高記録を出す勢いだ。

秋に入り、花の彩りがなくなるなぁと思っていた頃にうれしい賑わい。もうしばらくの間、楽しめそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?