Kindleブックと、Kindleペーパーバック(紙の本)では販売国が微妙に違う件
『用務員・杜用治さんのノート』の紙の本バージョンも無事、販売開始された。
イタリア、フランス、ドイツなどはすべてユーロでの販売だが、なぜかスウェーデンはスウェーデンクローネでの販売になっていた。
それと、今まで気づかなかったのだが、Kindle版と紙の本では、販売国が微妙に違うのだった。
Kindle版は、日、米、英、独、仏、西、伊、ニュージーランド、カナダ、豪、ブラジル、メキシコ、印の13か国。
紙の本は、日、米、英、独、仏、西、伊、ニュージーランド、カナダ、豪、ポーランド、スウェーデンの12か国
Kindleしか売っていないのがブラジル、メキシコ、インド。紙の本しか売っていないのがポーランド、スウェーデン。
紙の本はオンデマンドの印刷・製本所の設備が必要だから対応していない国があるのは分かるのだが、Kindleは電子データなのだからKindleを売っていない国があるというのが不思議だなと思って調べてみたら、Kindleの販売国は正確には、
US Kindle ストア: アメリカ合衆国
UK Kindle ストア: 英国 (ガーンジー島、マン島、アイルランド、ジブラルタル、およびジャージー島を含む)
DE Kindle ストア: オーストリア、ドイツ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、およびスイス
FR Kindle ストア: フランス、モナコ、ベルギー、スイス、およびルクセンブルク
ES Kindle ストア: アンドラ、スペイン
IT Kindle ストア: イタリア、サンマリノ、バチカン市国、およびスイス
JP Kindle ストア: 日本
NL Kindle ストア: オランダ
BR Kindle ストア: ブラジル
MX Kindle ストア: メキシコ
CA Kindle ストア: カナダ
IN Kindle ストア: インド
AU Kindle ストア: オーストラリア、ニュージーランド
……で、これ以外の地域からは米国のamazon.comで購入できるらしい。つまり、Kindle版は事実上全世界で購入できるようだ。
『用務員・杜用治さんのノート』のKindle版は5ドルに設定したのだが、これはアメリカではビッグマック1個(5.58ドル、2023年12月時点)より少し安い。
日本は貧しい国になってしまったので、ビッグマックは480円(3.04ドル)だ。
日本語版の『用務員・杜用治さんのノート』はKindle版が500円(目下キャンペーン中)、紙の本が1738円。
アメリカと日本では本の価格もかなり差が開いてしまった。今のアメリカ人にとって5ドルなんて、ビッグマック1個さえ買えないはした金なんだろうが、日本人にとっての5ドルは791円。
毎日の昼飯に約800円使える人はどんどん少なくなっていると思う。800円でラーメンやカツ丼を食べるのも贅沢になっている人は、ますます本など買わなくなるのだろうなあ。(高価なゲームは無理しても買うけど?)
それにしてもこの円安はなんとかならんのか。いつまでもアメリカの言うなりだと、本当に国が滅びる↓。
『用務員・杜用治さんのノート』
オンライン決済で⇒ご購入
Amazonでも買えます⇒こちら
Kindle版は⇒こちら(500円)
こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。