自然と共存するということ

昨日の夜、いつもの様に犬を連れて、家の周りを散歩していました。隣の家は1キロくらい離れているので日が落ちると真っ暗になります。フラッシュライトが必需品です。
あたしの耳には届かないくらいのかすかな物音にダンナさんが立ち止まって、山の方にフラッシュライトを向けると、
ミドリに光る、目が4つ。
こちらを見ています。
犬は大パニック。
私はピンときて無かったので、何かが居るなぁ位に思っていました。
走らず家に戻ろうとダンナさんに言われたので、ライトを目の方向に照らしながら家に戻りました。
家について、ダンナさんからオオカミが私達を囲ってたんだよって聞かされました。
なかなか危ないところだったらしく、犬達もブルブル震えていました。
初めて、山に住むってこういうことだって思いました。
コヨーテや、オオカミが鹿を追いかけてる声が普通に聞こえてきたり、
クマが道を渡ってたり、それを日常的に経験しながら、ここでの生活に順応しないといけないなって再確認できました。
今の生活に必要なのはデザイン性の高いものよりも、利便性の高いものです。
今までかばんの中に絶対に入っていたリップやファンデーションが、
フラッシュライトやサバイバルナイフに変わるなんて、想像もしてませんでした。
でも、毎日変わる、ロッキー山脈の景色を家から見れるのはめちゃめちゃ幸せなことです。

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