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2月の読書目標

友人がnoteに「その月読みたい本」をまとめていていいなと思ったので、早速パクらせて参考にさせていただきます。

1.2月の読書テーマ

2月のテーマはずばり「私と街」です。

東京に住み始めて早3年が経過しました。高層ビルばかりの無機質な街並みに嫌気がさしたこともありましたが、東京に関する書籍を読んでいく中で、最近になってやっと東京の街の面白さに気づくことができました。

一方大学3年も終わりに近づき、自分の将来について真剣に考え始める時期に入りました(遅いけど気にしない)。自分がやりたいこと、できること、できそうなこと等々を見極めながら、未来に向けて大きな決断をする場面に現在進行形で立っています。

以上のような背景を踏まえ、「私と街」というテーマにしました。
自分の「いま・ここ」と「これから」に向き合えそうな本を「内面編」にリストアップしています。
そして自分が住んでいる「東京」について考えるための本は「私と東京編」に挙げています。
最も自分が今住んでいる街について考えることが自分の「いま・ここ」に思いを巡らすことにもつながりますから、両者はオーバーラップしているとも言えそうです。
「その他」は上記のカテゴリーには含まれないけれども読みたい本、「既に読んだ本」は2月14日時点までに読んだ本です。

2.内面編


・『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎著
読書家の友人が勧めてくれた本です。この記事のアイデアのパクり先参考元でもあります。

・『答えのない世界を生きる』小坂井 敏晶著
小坂井さんの他の著作をいくつか拝見して、知的好奇心を大いに喚起させられた経験があります。題名も今の自分にぴったりだ。

3.私と東京編


・『たけくらべ』樋口 一葉著
大学までの通学路が一葉とゆかりが深いので選びました。

・『新宿「性なる街」の歴史地理』三橋 順子著
以前途中でやめてしまったのでリトライしたい。

・『都市のドラマトゥルギー 東京・盛り場の社会史』吉見俊哉著
『東京裏返し』を読んで、東京の盛り場の変遷に興味が湧きました。難しい本なので春休み中の読了を目指し、2月中は半分読めれば万々歳です。

4.その他


・『阿呆列車』内田 百閒著
僕の師匠(私淑)が森見登美彦で、森見登美彦に多大な影響を与えたのが内田百閒ならば、当然内田百閒は僕の師匠であります。

・『東京23区凸凹地図』
これを買ってから東京の街歩きがより楽しくなりました。谷根千・上野公園・田園調布・麻布・六本木が今月の強化巡検地域です。

5.既に読んだ本


・『二・二六事件 「昭和維新」の思想と行動』高橋 正衛著

・『友だち幻想』菅野 仁著

・『東京裏返し 社会学的街歩きガイド』吉見 俊哉著

読みたい本は他にもたくさんありますが、ひとまずここに挙げたものを目安に読んでいきます。
毎日寒く、布団の魔力に怯える日々ですが、皆さまどうかご自愛ください。




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