見出し画像

ナンジャーとコッカー

子供たちが小さかった頃の思い出。
当時 mixi に書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
※シュンヤ2才(ユースケ7才)のころのお話

=2008.06.12の日記=

言葉を覚え始めたシュンヤ。
最近ではユースケのことをニイニイ(兄々)と呼ぶことができるようになりました。お、やったね! パパ、ママ、ニイニイと呼べるようになったけど、でもまだ自分の名前は呼べないんだよね。それはちょっと難しいか。

そんなある日のこと。シュンヤがコッカー、コッカーとさかんにしゃべってました。何のことかわからず、しばらく見てると、ひとり遊びの真っ最中。おもちゃを並べ直しながらぶつぶつ言ってる。
何だろう?あ、もしかして・・。

そして先日のこと。今度もまたシュンヤが意味不明の言葉をしゃべってる。今度は「ナンジャー、ナンジャー」
あ、わかった!これってもしかして・・。

なんと・・私の口ぐせでした。

「コッカー」は「こうか?」とか「こうかい?」のこと。
まだまだ身ぶり手ぶりの多いシュンヤとコミュニケーションを取ろうと思ったら、何を伝えようとしてるのか、ひとつひとつ確かめていくしかありません。それが「(これは) こうか?」こういう意味なのか?という言葉になっていたようです。

「ナンジャー」は「何じゃ?」のこと。
これが実に便利な言葉で、無意識によく使ってたようです。
例えば、突然シュンヤが泣き出した時。
「何じゃー?」←(何だ、泣くなよー)の意味が含まれてます。
例えば、シュンヤが私の手をひっぱって何かを訴えてる時。
「何じゃ?」←(何だ?どうしたの?)の意味を含んでます。
ちょっとおどけた感じで、当たりがやわらかい言葉なので、小さい子どもをあやすには便利な言葉かもしれませんね。

「ナンジャー」も「コッカー」も、まだ小さいシュンヤが言うと、なんとも愛らしい響きがあります。とても二歳児の使う言葉ではないですもんね。そのギャップが面白いです。

それにしても、子どもは言葉を覚えるのが早い。
こちらが気がつかないようなことも、ちゃんと見て、真似して、覚えようとしてるんですもんね。口ぐせには気をつけようっと。

ひとつ気がつきました。
「ナンジャー」と「コッカー」は元々セットなのかもしれません。
シュンヤとコミュニケーションを取る最初の言葉が「何じゃ?」。
そしてコミュニケーションが取れたときの言葉が「こうか?」。

シュンヤとのコミュニケーションは「ナンジャー」に始まり「コッカー」に終わる。そんな気がする今日この頃。


この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?