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無理矢理寝まくる実験中

不眠症というのは恐ろしいもので寝たいと思ったとて、全く意識をシャットダウンする事ができない。まあそう言う場場合は睡眠導入剤に頼りまくり強制的な睡眠(どちらかと意識低下の方がニュアンス近い)を取り計らって居るが、どうしてもその人工的な作用に不健康感じざるをえなかった。

日中はなるべく早起きして太陽からセロトニンを取り込み、とにかく散歩やなんちゃって筋トレやサイクリングに勤しみ、健全な人間に強迫的に回帰しようと努めて居るが、そんな疲労を貯めてお風呂でゆっくりするという正に健全なパフォーマンスでもやっぱり夜は眠剤投入無しでは寝れる気がしない。

実験的に投薬せずに自然な入眠に陥いるまで夜更かしを粘ってみるが、太陽が上がったのに一切睡魔が訪れないし脳状態が完全に悪化するので、そんな状態が辛く結局的には眠剤に頼る事が多かった。眠たいけど寝れないってこんなに辛いんですよ。寝るのが生命の本質であるのにそこが自律的に向かえないというのは、本当バグ人間だなあと自覚的になってしまう。

今週はある意味逆転の発想で、起きる時間を減らして、寝る時間を意図的に増やすという活動をしてみた。生憎睡眠導入剤は2錠とこを1錠服用であまり薬理依存しない様に運用していたので、エクストラタイム用の眠剤は大量に残っていたのである。

兎に角、朝起きたら朝食をとり、そっから晩までダラダラすという無益な時間に辛さを感じていたので、朝飯食っていい感じに微睡んで来たら追い眠剤をカジュアルに服用する。そうすると、夕方前まで幸せな睡眠を果たす事ができる様になるのだ。この睡眠は世間の情報をシャットアウトできるだけじゃなく、皆の労働タイムに寝れて居るという感覚が少し優越感ある。とにかく睡眠時間自体は大量に確保できて居るので、寝起きの多幸感は素晴らしいものがあるのだ。

そして夕方辺りから夜のタスクとして晩飯や風呂を執り行うこととなる。やっぱりここで日常に帰ってくる感じが生活における怠惰感がなくて助かる。

メシを食い終わったらそこそこウイスキーをチビチビ嗜み、その日の面白そうなコンテンツを消化するタイムに入る。そして、労働を控えて居る皆さんと同じ様に23時ぐらいに改めて正規の用法要領の眠剤や抗うつ剤を飲みまくる。そして自然な入眠果たし、清々しい朝を改めて迎えるのである

恐らく24時間中延べ14時間ぐらい睡眠に費やして居るだろうが、メンタル的にはかつての「昼は活動して夜寝なければ」みたいな強迫性がなくなって居るので凄い幸せな感覚である。とにかく睡眠というのは人間の本質というか、如何に寝まくれるというのが絶対アドバンテージがある。ヒトという生き物は安全に満腹で寝れさえ出来れば自然と脳汁が垂れ流される単純な生き物でしかない。労働などまやかしであるので、みんなもっと寝まくった方がいい。

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