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休職を経て、やってみる日々へ。

今日は家計の見直しをしてみた。

無印良品の偽サイトに引っかかって3000円ほどを恐らく騙し取られている最中で、クレジットカード会社によると詐欺を立証する必要があるという。本当に商品が届かないことを証明するため、詐欺疑惑の相手とメールでやり取りしている。

注文した品が届かないなとは思っていたが野放しにしていた。相手は無印だし、まあそのうち来るだろうと。

休職から退職を経て、じわじわと、地味に己と向き合う日々を過ごしていたのも、帯状疱疹にかかっていたのも大いに影響しているだろう。

それらもぼちぼちと、蕾が膨らんだとでも言うか、暖かい光の方向を感じられるようになってきた頃合いでそういえばと、いよいよ届いていない理由を調べてみたのだった。

それはそれとして、面接を受けた先から不採用のメールが来た。なかなか来なかったので、受かった場合のこれからの収入をノートにシュミレーションしていた。落ちた場合にも生活はつづくので、家計内の固定費や変動費を紙の上に書き出し、うわぁあーと、なるほどなーをくり返していた矢先だった。

少し前に支払い時にPayPayを使うようになり、先日は窮地に追いやられたことからSuicaの電子決済をスタートさせたことで、自分のお金の行方があらかた見える化され、細かくシュミレーションできてやり甲斐があった。

昼下がりにはタウンワークをコンビニでもらってきて1ページずつ隈なく読んだ。この土地の新参者で駅名もさっぱり分からないのでGoogleマップを見ながらたいそう勉強になる。特有のペラペラと薄く音を立てるページに大昔の懐かしさ。でも昔とは違って、自分が何にピンときているかを探りながらの職探しは発見が多く充実した。

ふと、何にでも、好きなふうに生きていいのだなと思った。家を出る時間、通勤時間、交通費の規定、賞与の有無、社員登用の有無、勤務日数、勤務時間。あまたの比較のうちに浮かんでくる私の好む生活への実感が、太く頼もしいものだと感じた。

そんなふうに深く隈なく一日の生活を想像して、3ヶ月、半年先のイメージや将来の理想や明るい方向を感じながら仕事を探したり、家計を見直したことはなかった。

前さえ向いていれば、得られるものは不断にあるのだなと思ったりした。

今夜はきのうに引き続き、Instagramで動画をアップしている人の料理を参考にした。

スープにチーズをかけるなど、自分ではやってみたことのない試みにどきどきした。

やってみることを、やってみていいんだなと思った。どんな暮らしになっていくか、やってみたい。

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