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ライターの為のお役立ちブログ

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2019年10月の記事一覧

勇者

勇者

汗が顎からしたたり落ちて、胸元を濡らす。
肩でゼエゼエと息をし、鼓動を耳元で感じる。
顔を上げれば、そこには横たわる怪物と、飛び散った瓦礫が、死闘の凄まじさを物語っていた。

勇者は乱れた息を整え、汗を拭った。
徐々に洞窟の静謐さが勇者を包み込み、死闘が終焉を迎えた事を彼に告げた。

剣にこびりついた怪物の血を丁寧に拭い、鞘におさめ、彼はひとつ深い息を吐いた。
怪物を倒したという事は、彼に達成感も

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あの頃の”恋”に名前を付けるなら

あの頃の”恋”に名前を付けるなら

”恋愛感情”を理屈で説明できる人間は数少ない。
人類に共通している感情なはずなのに。

私達は誰一人としてこの感情を説明出来ない。したがらない。
口にするとなぜかむず痒い心地がするから。

ある人は言う。「恋は”盲目”だ」と。
「恋は欲情だ」「恋は啓二だ」「恋は普遍だ」「恋はスポーツだ」「恋は実験だ」「恋は哲学だ」「恋は自分を写す鏡だ」
う~ん…どの言葉を並べ立ててもしっくりこない。

「恋は言葉

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ドラマのクレジットにどーしても載りたい。【使って欲しい台詞集】

ドラマのクレジットにどーしても載りたい。【使って欲しい台詞集】

こんばんは!
タイピングのしすぎでどうにも腱鞘炎気味の仁司じんです。

久しぶりの日記投稿となりますが、
タイトルに全てが詰まっております。

ドラマのクレジットにどーしても載りたい。

幼いころからドラマや映画のクレジットに名前が載ることは、1つのステータスだと思っていました。選ばれし猛者が連なるあの名簿に、私も連なりたい〜なんて妄想は誰しも一度はしたことがあるのでは?

それは夢のまた夢…と思

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