【心理学】MOROHAの新曲「うぬぼれ」から学ぶ、パートナーに最も“ありがとう“と感じる瞬間とは?【新譜レビュー】
MOROHA待望のNEWアルバム
一度テーマに扱ったアーティストの曲を再び紹介するのは今回が初めてです。
なんとなく「2回同じアーティストを扱うのはなぁ…」と抵抗があったのですが、
新譜リリースと僕が情報を仕入れたタイミングがぴったりだったので、書くしかないだろう!と書き始めた次第です。
やっぱり良い曲は早めに紹介して、鮮度のいいうちに届けたいものです。
ということで、早速MOROHAの新曲「うぬぼれ」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
恋愛におけるパートナーに最も愛情を感じる瞬間はいつなのでしょう?
という話をしていきます。
MOROHAの歌う歌詞はいつでも中心に“愛情“があります。
「自分自身への叱咤激励」と「他人への感謝」の2つが軸。
時に叫びたくなるほど衝動的に、時には涙を流すほど感情的に。
こんなに極端な愛情を歌うアーティストはMOROHA以外に知りません。
そんなMOROHAの最高の愛情表現から私たちは何を学ぶことが出来るでしょうか ?とりあえずMOROHAさん、新譜リリースおめでとうございます。
↑このCMのタイアップ曲になっています。
愛情を感じる瞬間NO・1:困った時に助けてくれる
MOROHA「うぬぼれ」:作詞アフロ、作曲UK
「ありがとう」くれて「ありがとう」
「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」
あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです
いつも「ありがとう」くれて「ありがとう」
「ごめんね」なんて言わせて「ごめんね」
あなたと向き合う事で私は私を好きになれたのです
今回紹介する研究はペンシルバニア州立大学によるもので、男女495人を対象に行われたものだそうです。
被験者には愛情を感じそうなシチュエーションのシナリオを60パターンほど用意し、それを読んでもらいます。
(例:美味しいご飯を奢ってもらった。感動の瞬間に共に立ち会った等)
その後どの場面で最も愛情を感じたかを回答してもらい、その結果どういう傾向がみられたかを調べたという統計調査になります。その結果がこちらです。
(注意:この実験では恋愛のシチュエーション以外も想定されています。)
第1位:困っている時に助けてくれる
第2位:子供が自分に寄ってくる時
第3位:ペットが自分に寄ってくる時
第4位:パートナーから「好き」と言葉で愛情を表現された時
言葉による愛情表現は4位という結果になっています。決して低い順位ではありませんが、意外な結果ではあります。
言葉でダイレクトに伝えるより、困っている時に助けてくれた事実の方が愛情が伝わるということが、この実験では明らかにされたという話ですね。
不器用なくせにさ 気持ちだけはあるんだ
気持ちがある故に不器用になるんだ
「もうダメだ」なんてすぐ弱音吐くのに
不意打ちの温もりやあたたかさに打たれて
昨夜の葛藤いつの間に吹っ飛んで
気付いたらまたしても張り切ってしまう
なんと単純で浅はかな私は
愛されたくて生きているのです
愛されたくて生きているのです。
「もうダメだ」って弱音を吐きそうな時に手を差し伸べてくれるのが一番だと思います。
逆に“愛情“を感じないヤバイ愛情表現NO.1とは?
逆に一番愛情を感じないシナリオもありました。
①自分の居場所を確認される
②「いつも一緒にいようね」と言われること
の2つです。察した方もいると思います。
そうです、束縛されるケースです。
相手の行動を制限したり、常に監視をされているような感覚は“愛情“とは程遠い感情が生まれてしまいます。
「いつも一緒にいたい」と願望を伝えることはいいのですが、いつも一緒にいられるなんて現実的じゃありません。だから、一緒に入れる時にその時間を大切にできればそれで良いのです。
「でも自分といない時に相手が何をしてるかわからないじゃないか!」
「信用ならないからある程度束縛したほうがいいんじゃないか?」
と思う方は、心のどこかで相手への不信を感じている証拠です。
その程度の信頼関係なら長期的な付き合いには向いていないかもしれません。
慰めないよプライドがあるでしょう?
でも嫌じゃないのなら側にいるよ
仮に他の誰かでも良かったとしても
私がここにいれて嬉しく思う
悲しみの麓には共に種を蒔こう
寂しい時には隣で肩を抱こう
身体を殴る冷たい雨にさえ
花々が喜ぶ イメージを添えて
機嫌がいい時にするのは気まぐれで
いかなる時もそれこそが優しさ
総括:言葉ではなく行動で示せ
響きじゃなくて気持ちを聴く事
言葉じゃなくて心を知る事
「あなたに会えてよかった」
そんな「あなた」にいつかなれるかな
いかがだったでしょうか?
もちろん言葉で感情を伝えることは大事ですが、それ以上に行動で示すことの必要性がわかっていただけたかと思います。
ロマンチックな言葉より、日常的な幸せを求めて。
本当に困っている時に助けてくれる真のパートナーと出会いたい。
「あなたに会えて良かった」と言ってもらえるような相手に。
そして私もそんな「あなた」になりたい。
そんな愛を語ると「綺麗事だ」と鼻で笑う人間と、
そんな愛が欲しいと、汗水流して全力で歌うミュージシャン。
あなたが尊敬できるのはどっちですか?
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郡司
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