ダメな自分ととことん向き合う
私の手帳には開いてまず目に入るページにこのようなことが書かれている。
昨年9月にうつ病から仕事復帰する際に、私が心に誓ったことたち。
Googleの社是のひとつである"Great just isn't good enough"は、「素晴らしいでは足りない」そんな人生にする、という私の大きな大きな目標となっている。
そして「人を喜ばせる人生に」。
おそらくこれが、素晴らしいでは足りない人生を送るために必要な気持ちなのではないかと思っている。
あとは、私が直したいこと、心に留めておきたいこと、こうありたいことなど。
あれだけしんどい思いをして、それでも人は簡単には変われないのだなぁと日々悩む。
先の見えない暗いジメジメしたトンネルで泣いていた日々があったからこそ、それをバネに私は変われると思っていたのに。
負けられない、謝れない、感情を表に出してしまう、など、枚挙に暇がない。
人はほんとうに自分が可愛い。
最近もまた落ち込むことが増えてうつの再発ではないのかと戦々恐々としていたけれど、何かが違う。
変わりたいけど、頭ではわかっているけど、できない歯がゆさに苦しんでいるんだ。
私という人間は、どれだけ己が可愛くて、エゴにまみれているのだろう。
変わろうとするということは、自分に足りない現実を見つめる作業である。
見つめれば見つめるほど、自分のイヤなところが目につく。
ワガママでも、最低でも、ズルくても、それでもいいじゃないかと思う私もいる。
それでも私は少しでもいいから、素晴らしいでは足りない人生に近づきたい。
辛くてもしんどくても落ち込むことがあっても、自分をもっとよくするために高みを目指すことをやめたくはない。
「変わり続ける」という選択をあえてしたい。
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