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tanec 02 特集=ウクライナの友だち

『tanec』3年ぶりの出版です、第二号が出ます!


tanecとは 

心や身体が踊るほどに、
踊りたくなるくらいに好きなもの

tanecは、チェコ語で「ダンス」のことです。
すばらしい!と思うものに出会った時に、
心臓が早く打つことや、
思わず立ち上がって拍手をしたくなること、
とにかく誰かに伝えたい!とソワソワすること、
頭はまとまらないけれど、この気持ちを残しておこうとペンを取ること、
そういうことの全てを、身体が、そして心が「踊っている」と表現できるのではないかと思ったことが、この名付けの由来です。

身体が踊るほどに、踊りたくなるくらいに好きなものや、魅力的なものを誰かに伝える場として、この小さな雑誌を発行します。

tanec 02 特集=ウクライナの友だち

第一号の創刊から3年が経ち、ようやく第二号が出ます!特集は「ウクライナの友だち」です。

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2023年の夏、ウクライナ人の友だちができた。 ウクライナで人形劇団のプロデューサーをやりながら、チェコで芸術アカデミーに通って演劇理論を学んでいるサーシャ。
今ウクライナってどうなっているの?ウクライナの人形劇ってどんな感じなの?私の質問に応答するために、サーシャは原稿を送ってくれた。 受け取った原稿には、地下鉄を巡り避難民向けに人形劇を上演する劇団、軍服姿でマリオネットを操るアーティスト…ウクライナの人形劇人たちの力強い姿、そしてサーシャの見る夢が語られていた。

「ウクライナの友だち」に聞いたウクライナ人形劇のいま。そして、戦争と平和と芸術について日本人の私が考えたこと。

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時勢を考えると「心踊る」というtanecのコンセプトからはしっくり来ないかもしれません。それでもどうしてこの号を出すことにしたのかは、詳しくは本誌に書きました。私とサーシャ、友人同士で作った個人的な号ですが、ロシアによるウクライナへの全面侵攻から2年が経った今、ウクライナについて、またそこに暮らす人について、自分の足元について、何か考える時の参考になれば幸いです。

もくじ

・はじめに
・ウクライナ人形劇の未来、あなたはどう見る?
・私たちの中にある光 —オレクサンドラ・チタロヴァさんインタビュー
・ウクライナのことを考えつづけるために(ブックリスト)
・あとがき

A5変形・36ページ・中綴じ製本

スタッフ

企画/編集:藤田琳
翻訳協力:伊藤栄一
翻訳チェック:佐藤徳子
アートディレクション/デザイン:中山望
イラストレーション:フクシマ薫
印刷/製本:株式会社イニュニック

購入はこちらから 定価1200円

取扱店(実店舗)

・ブックギャラリーポポタム(東京・池袋)
・BOOKS ルーエ(東京・吉祥寺)
・RR-coffee tea beer books-(東京・新代田)
・タバネルブックス(東京・石川台)

取扱店(オンライン)

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