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タマ切り後の方針と放心、酒を飲んでいる夢を見た【日記】

おかげさまでタマのほう切らせていただいております。

キンタマの痛みのほうはだいぶ落ち着いてまいりました。最初にシャワー入るときは結構緊張感があり、痛々しい手術後のキンタマを見てヒエッともなりましたが、特に問題なく生きております。

妻とも昨夜、一晩中いろんなことを話しました。精子提供で子どもを授かって暮らしてる家族のドキュメンタリーとか見た。人生のこと、人間性のこと、食洗器の皿の入れ方のことなどいろいろ。やれること、やるべきことなどはいくらか見えたので、あとは覚悟と決断の問題かなと。そのへんはまたあらためて書きます。

とりあえず現状の僕としては「無精子症だった」ということをまだがっちり受け止めきれていない状態です。理解はしてるけど心がついてってないというか、まあ放心状態なのかなと思います。来週の抜糸まではタマ的にも安静にしときたいということで、この機会にちょっと1人でいろいろ考えたいということを伝えました。「遺伝子を残す」という動物的使命が遂行不可能になったということには色々思うことがあり、さすがにちょっと個体としてボーッとしたさがある。そのためにも妻といろいろ話しておいてよかったと思っています。

タマ切った翌日は同窓会みたいな集まりに行って「大井君、子どもは?」「種が無いんよ」という会話をする夢を見ました。直接的な夢だなと思った。

今朝はブランカ使いが集まる立ち飲み屋みたいなところに行って、ネットとかで見た格ゲーマーとスト6の話をする夢を見た。確実にカプコンカップを見ながら寝落ちした影響が出ている。

その夢がなんかリアルでした。立ち飲み屋なのに僕はキンタマが痛いので椅子に座らせてもらって、「よかったらこれおごりです」と気を遣ってくれたのかなんも言わないのにレモンサワーを出してくれて、なぜか自然にそれを飲んでた。こないだ安楽亭で飲んだノンアルレモンソーダの味がして「酒かこれ?」って思ったんだけど、少しだけ陽気になって初対面の人たちと「ブランカの大K対空が~」「メナが~ニシキンが~」みたいなことペラペラしゃべれて、「ああ、酒飲むとこんな感じだった、これが好きだったんだなあ」としみじみ思った。

レモンサワーをおかわりしたら少し頭がふわっとする酔いの感覚があって、ここでようやく「あれ俺酒飲んじゃだめなんじゃなかったっけ」と気付いた。

「別にお腹も膵臓も痛くないし、やっぱたまに1~2杯飲むだけなら大丈夫なんだ」という悪魔のささやきのテンプレみたいな考えがよぎって、「悪魔の声とか言って第三者のせいにしてるけど完全に自分の甘えた考えだ!これが田代まさしが言ってたやつだ!こうやってダメになるんだ!」と強く思った。

そこで目が覚めて、「あぶねー酒飲んじゃったかと思った、こえー」ってなった。リアルな夢だった。

妻と話してるときに、「無精子ってわかっても泣いたり入院前日に酒飲んだりしたこと後悔しないのなぁぜなぁぜ?」ということを言われ、自分でもなんでそういうとこで感情的になれないんだろうということを考えていました。

そもそも理屈で考えて「酒を飲むとわりと感情的になれる」という解決策を見出して能動的に依存症になったので、膵臓爆発も(多分)その結果として無精子になったことも「まあ覚悟の上で自分で選んだ道だしなあ」と思って納得はできてしまう。ただ巻き込んでしまった妻にだけは申し訳なく、ひたすら「ごめん」と言っていたのですが、「もっと泣いたり後悔したりしてくれたほうがいい。私だけが後悔しているみたいで悲しい」と言われ、そういう発想もあるのか…!と衝撃を受けました。

なんで無精子になっても泣かないのに除雪車では泣くんだろうな、と思い、それも酒飲んでたからだな、と思い、なんなんだろうなワシは、という感じになって寝たのでなんかそういう夢を見たんだろうなと思いました。

それから妻が「たくさんの人に励ましをもらってありがたかった」と言っていました。伝えてほしいと言われたのでこちらで。僕からもありがとうございました。

以下、マシュマロ返信です。


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