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御金神社の神様は疲れてる?本来の御金神社について知る

今日は京都の御金神社(みかねじんじゃ)に行ってきました。

御金神社の祭神は金山毘古命、天照大神、月読神。
金属類を護り給う神様を祀る神社としては、国内唯一だそうです。

私はこの神社に訪れる前に「資産運用の神様」と詠っていると聞いていたので、FPとして、そして占い師さんとして。あることを叶えるのにお力添えをお願いしたいことがあり、今回行くことにしました。

少し邪なお願いかも知れませんが、もし今回お願いした事が叶ったら、改めて御礼参りをして、どんなことをお願いしたかを皆様に報告しようと思っています。

御金神社がいつから資産運用の神様になったのか、そもそもの由来がわからないのですが、きっと金銭に、特に小銭に金属が使われているから、人々がお金と言う形で捉えるようになったのだろうと思います。

そして実際に行ってみた感想ですが、思っていた以上に邪心を持つ人が多く訪れているな、と言うのを感じました。

「何とか儲かりたい。だから神頼みをしよう」
「宝くじが当たりますように」

と言う割合の人が多いように感じたのです。
全員が全員、そうではありませんけどね。

そして、そう言う人たちが神社に多く集まるので、神様も何だか疲れているように思えました。
「また自分の金もうけだけをお願いする人が来た」と言う風に聴こえたのです。

本来であれば農業で農工具を使う方や、鉱業の方。家庭や商売で扱う包丁などを持っている方が、日頃の商いの無事安全を祈るような形だったのかな?そんな気がしました。

実は御金神社の「金」の意味は、お金ではなくて金属のことを指します。
それにも関わらず、近年それが「金」という文字が拡大解釈されて鳥居は金色になり、賽銭箱は銀色になり、お金に関する願い事をするスポットとして、すっかり観光スポットになってしまった。私はそんな風に思いました。

私も資産運用の話でお力添えをお願いするつもりで行ったのに、この神社の本来の意味とは違うことをお願いしようと思えて、神様に申し訳なく思ったりしたのです。

「御金」と言う名前で、「おかね」とも読めます。
そう書いている分、「お金持ちになりたい」と短絡的に結び付けやすいようにも思えます。

これを現代的に解釈すればそれまでなのですが、多くの人が書かれている絵馬や訪れる人の気を感じながら、私はものすごく違和感を感じたのです。

私が思うに、御金神社は「お金が儲かりますように」ではなく、「普段仕事で使う金属類の道具の安全を願う」と言うのが本質なのでしょう。
それが基本の願いごとになるのでしょうが、もし金銭を扱うと言う現代の解釈を入れるのであれば、「資産運用がうまく行く」や「仕事上の取引がうまく行く」と言ったことが、本来の意味とは少し離れていますが、何とか結び付けられなくもないな、と解釈しました。

なぜなら、月読神がいらっしゃいますからね。

あとは、「旅行の無事を願う」と言うのも一つの願いかも知れません。
なぜなら、移動手段は徒歩を除いて金属でできてるからです。自転車、自動車、電車、飛行機。そう言う形で捉えることも出来ます。

ちなみに、私が現地に訪れて一番凄いなと思ったのは、御金神社の左の後ろにある御神木の銀杏の木です。
私はかなりの気を感じたので、近くまで行ってみたいと思いましたが、残念ながら立ち入ることが出来ませんでした。
御神木に向かって、そっと手を合わせるのもよろしいかと思います。

最後に、お願い事が叶ったら感謝のお礼参りは必ずするようにしましょう。
どの神社に行っても、それがとても大切ですからね。

御金神社は二条城からは近いので、お散歩がてら、話のネタに行くのはよろしいかと思います。

そして御金神社の帰りには、少しだけ歩いて「二條若狭屋」で生菓子を買いましょう。

私のおすすめは、「京の色」と言う干菓子です。
和三盆の落雁に、金平糖が入っています。
熱い緑茶と一緒に食せば、とても素敵な時間となります。
しかもこのサイズで648円とお手頃なので、お土産にもピッタリなのです。

(手前の箱の干菓子が、京の色です)

今日はこの他にもたくさんお菓子を買ったので、アマビエ様のお饅頭をプレゼントして下さいました。

二条城や御金神社にいくがてら、二條若狭屋にも一度寄ってみて下さいな。

御金神社に行って少し疲れたので、和菓子に囲まれてとてもほっとした気分になりました。

と言う訳で、今日は御金神社のお話を書いてみました。
私が今日、神社でお願いしたことが叶うように精進して、いずれお礼参りが出来るようにしたいなと思います。

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