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【漫画レビュー】ありきたりな設定も練り込まれた世界観と緻密な文章表現で引き込まれる作品に!

昔に比べて数は減ったものの単行本が出れば購入する漫画が30タイトルぐらいはあって、連載を追いかけているものがそれ以外に20ぐらいはあるので年間で考えるとそれなりに漫画を読んではいる方だと思っている。

好きな漫画に偏りがあるのは否めないので、漫画好きの人と話をしてても「えっ!?この漫画読んだことないの?」と言われることもしばしばだし、逆に「どこで連載されてんの?」みたいな漫画が好きだったりもする。

そんな感じで色々読んでいる中で今、毎週続きが気になる漫画の一つは
少年ジャンプのweb版 少年ジャンプ+ で連載中の『サマータイムレンダ』

作品の紹介文としては、

幼馴染の潮が死んだ———。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行われる葬儀。だが島にはある異変が…?ひと夏の離島サスペンス!!

となっていて、よくありそうな設定の上、絵のタッチ的には深夜アニメ系の線が細くてキレイめ、ジャンプの恋愛ものにありそう。な感じがするものの、、、漫画の中身は「がっつりミステリー&サスペンス」+「SF」+「ちょっと恋愛」という感じで、読み応えたっぷり。

特に僕が先が気になる理由は、この3つ

1.ミステリー&サスペンス部分の伏線の多さとその回収の鮮やかさ

2.SF要素を作りだしている一つ タイムリープ(時間が巻き戻るやつ)の設定が生み出すストーリーの奥行き

3.純文学を読んでいるような世界観や文章の細やかさ

と言いつつもまだ単行本で2巻までしか出てないのに、すでに何回か読み返したくなるので、この後の展開がどうなっていくかによって評価が今後、別れそうなものの、引き続き毎週の更新を楽しみに待ちたい。


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