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公園の遊びの中で伸ばす子どもの力5選【幼児期編】

 こんにちは,umenoです.
 幼少期は子どもを公園でよく遊ばせますよね.ただ,どの遊具で遊ぶとどういった力がつくのかわからないといったことはありませんか.また,公園で子どもと遊び方がわからないという方もいると思います.子どもに自由に遊んでもらって,親は座って見守るだけでもいいかもしれません.ですが,一緒に遊んでみたり,お子さんの力を伸ばせるような固定遊具の使い方をしてみたり,色々できることもあります.そこで今回は普段の現場での経験を踏まえ,公園で身につく力5選ということでまとめてみました.幼児期の子育てされている親御さん,幼稚園や保育園の先生方にとって少しでも参考になれば幸いです.


はじめに


 体を大きく動かす力を育む,細かい指先の力を育む,バランス能力を育む,感覚機能を育む,情緒感やコミュニケーション力を育むなど,多くの力を育てることができると考えています.これから少し細かく分析していきますね.

1)体を大きく動かす力


 たいこ橋,うんてい,ジャングルジムなどは,体を支えるための力を育みます.またそれだけでなく,物に体を合わせたりしていく力,手足や体幹を協調させて動かす力なども育めます.細かい手の運動の基礎にもなるので,体を大きく動かすような運動は大切です.

2)  細かい指さきの力


 砂場遊びが代表的なものですね.砂場だと手で砂をすくったり,つまんだりするだけでなく,道具も使って作品をつくったりしますね.すると,道具の使い方の練習になるので,食具の使い方にもつながってきます.

3)バランス能力を育む


 ブランコやすべり台などが代表的なものです.特にすべり台は,斜面を滑りながら座った姿勢を保つことになるので,けっこう難しいんです.なので,上手く滑れるようになるということは,座ってバランスを取ることが上手になっているということになります.

4) 感覚機能を育む


 公園では色々な感覚機能を育むことができます.どんぐり探し,虫探しでは視覚を使い,花が咲いていれば匂いを嗅いでみたり,砂や草土に触れてみたり,ぶら下がって自分の体重や力が入る感覚を感じてみたり.一つ一つ細かくみていると非常に多くの感覚機能を意識的に使っていることになります.

5)情緒感とコミュニケーション力を育む


 公園では他のお子さん同士,親御さんとなど思いっきり体を動かして遊ぶことができます(できないところもありますが…).なので,うれしい,楽しい,悔しい気持ちを出しやすい印象があります.なので,単純なかけっこでも,鬼ごっこでも,中あてやキャッチボールでもいいので,思いっきり笑ったり,悔しがったりしてみてください.そういったやりとりの中で,自然とコミュニケーションをとっていく力が育まれていきます.もちろん,子ども同士で最初からうまくいかないことも多いです.うまくいかないことも練習なので,こういった機会をつくって,子どもたちに学んでもらいましょう.

まとめ


 いかがでしたでしょうか.他にも色々育めることもありますので,これはどういったことが育める遊びなのかなと分析しながら,是非お子さんと一緒に楽しんでみてください.

本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.

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