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ゲーム性のある遊びをいつでも

 こんにちは,umenoです.
 お子さんと遊ぶ時,なるべく子どもに「楽しい」と思ってほしいですよね.ただ,いつもの公園,いつもの場所だとやることも同じようなことになってしまい,面白くないと感じがちです.そこで今回は,子どもが楽しい,面白いと思ってくれる遊びという内容で,「ゲーム性を作る」ということに焦点をあててまとめてみました.幼児期や学齢期のお子さんをもつ親御さん,教育や療育関係者の皆様の参考になれば幸いです.


1)    ゲーム性のある遊びが楽しい


 「人と競う遊び」が基本的に楽しいです.そのため,それをつくるということを考えましょう.これからどのように作っていくか具体的に説明します.

2)    一緒に競うのはだれか


 競うのは,基本,大人か子ども同士かになります.難易度設定としては,まず大人と競い,上手にできそうであれば子ども同士にしましょう.大人と子ども複数の場合は,まず大人VS子どもという設定で考えましょう.理由は察していると思いますが,勝ち負けの調整ができるからです.負けすぎても勝ちすぎても面白くありません.勝つことが出来て,時々負けてしまう,だけど最後にはトータルで勝った!という状況が一番盛り上がるのです.

3)    何で競うのか


 毎回私のnoteで書いていることです.今向き合っている子どもの得意な事を分析してください.まずは子どもの得意なことで競いましょう.「走るのが早い」,「力が強い」,「手先が器用だ」などです.

4)    勝ち負けの基準と環境を設定する


 ここの調整がかなり重要です.たとえば「輪投げ対決」としたとき,一回に複数個投げるのか,トータルの本数で勝ち負けを決めるか,投げる距離はおとなと子どもで変えるか,的に点数をつけるかなどです.ハンデをつける場合は,「○○さんは大人だから遠くから投げてもらう?どこからがいいかな?」などと決めてもらっても面白いです.全部で3回戦と設定して,1回戦目は子どもの本数が多くなるように調整して,2回戦目は大人の方が多くなり,3回戦目でまた子どもの本数が多くなるといった加減もしていくと面白くなります.こういった盛り上げ方はどんな遊びにも応用していくことができますね.

5)    実況してみる


 ここも盛り上がりポイントです.なんとなくゲームを始めるのではなく,子どもと大人が並んで「それでは,これから○○大会をはじめます!」,「最初は○○選手!1回目!」など雰囲気をつくることが大切です.途中でも適宜「○○選手,今日は調子がよさそうですねー」「○○点入りました!次は逆転できそうですね!」などの声掛けもしていきましょう.また,何事もそうですが,「はじめ」があって,「おわり」があるということを明確にしないと,「今何をやっているのか」がわかりにくくなりますので,最後は感想なども話してもらうのも良いと思います.

6)    まとめ


 今回はゲーム性のある遊びの作り方というテーマでまとめてみました.ハンデを上手につけて,大人も没頭して参加するとより盛り上がりますよ.子ども同士でゲーム性のある遊びをする際のコツについてはまた改めてまとめてみたいと思います.

本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.

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