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一日一膳

気づけばここ1ヶ月ほど、平日は「一日一膳」生活が続いている。
朝食べず、昼も食べず、夜は好き放題食べている。

まぁきっと、西洋医学的には(東洋医学的にも?)決して褒められたことではないのだろうけれども、これが意外と性に合っているようだ。何より、夜ご飯に対するありがたみが以前より増した気がする。

そもそも数ヶ月前から、昼食をサンドイッチなどの軽食で済ませるようになっていた。それは特に信念があって始めたわけではなく、オフィスの周り(東京駅近辺)でランチを食べると900円も1,000円もかかってしまい、たまったものではなかった、というのが実のところだ。
サンドイッチとスムージーにすれば500円~600円で収まるし、カロリーを摂取しすぎることもない。

それが年が明けた頃に、「サンドイッチを買いに行くのも面倒だし、買いに行かずにデスクに居ると昼休みを長くとれるな」ということに気づいた。食費も安くなるし、ダイエットにもなる。良いことだらけ。さすがに15時頃にお腹が空くこともあるが、そんなときは少しだけチョコレートを食べるなどして小腹を満たす。

唯一の悩みといえば、たまに同僚に誘われて外に食べに行くと、決まって食後に胃が痛くなること。夜はいくら食べても平気なのだが、昼の食事はダメらしい。
そして不思議なのは、一日中活動する平日は一日一膳で平気なのだが、ゆったり過ごす休日はそれでは到底足りず、場合によっては三食きちんと食べる場合さえあるということ。どんなに遅く起きても空腹を覚えるので、自分の身体がどうなっているのか皆目分からない。

「いやいや秋本よ、そんなことを言ってもお前、この1週間体調を崩していたではないか。それはちゃんと食べていないからだろう」というお声もあるかもしれない。だが、食べていた数ヶ月前も休みがちだったことには変わりないので、そこにあまり因果関係はないと思いこむことにしている。

ところで、私がnoteに投稿した2つ目の記事(2018年5月24日)が「朝食」に関することだったことを知る方は、きっとあまりいらっしゃらないだろう。

このときは自分でも、朝食どころか昼食まで食べなくなろうとは思っていなかった、というのが正直なところ。人の生は刻一刻と変化していく。

色々書いてきたが、食事のリズムも生き方も、人それぞれだと思う。「朝食を食べないと頭が働かない」という方は多い。たまたま私がその逆で、「朝食を食べると具合が悪くなる。むしろ食べない方が身体も頭もスッキリする」というだけだ。

皆が、自分の生きたいスタイルで生きられるのが、きっと一番良い。

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