マルチファクタ認証（MFA）Multi Factor Authentication 

サイバー犯罪、サイバー攻撃、情報漏洩の事件は世界でも日本でも、どんどん増えています。

ID/パスワード、クレジットカード番号、氏名、
住所などの個人情報、機密情報は漏洩後は、
ダークマーケットで売られたりして、サイバー犯罪に利用されたりします。

あなたもID、パスワードが漏れているものがあるのではないでしょうか？

今ではID、パスワードの認証だけでは不十分で、そこで登場するのがマルチファクタ認証（MFA）です。

マルチは複数、ファクターは要素の意味で、複数の要素を使って本人認証することです。
企業では当たり前に使われており、Gmailや銀行などメジャーな個人用アプリでも利用できます。

要素として使われるのは、知識、物、生体認証などです。

知識はID、パスワード、秘密の質問などの本人しか知らないはずの情報。

物は、電子証明書(PC、スマホ、USBメモリにインストール)やメールアドレス、SMS、Google Authenticator, Microsoft Authenticatorなどで利用する使い捨ての認証コードなど

生体認証は指紋や声紋、顔などの生体情報です。

知識はインターネットごしで簡単に漏れてしまいます。Authenticator アプリなどはインストールをしたスマホ自体などが盗まれなければ漏れなく、安全です。

MFAはID、パスワードだけでなく、他の要素もログインするときに必要とするようにしようということです。

お金や個人情報がたくさん入ったようなアカウントにはMFAの設定をして使うようにしたいですね。