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生理的にムリな客 -還暦サイゼリヤバイトの日常-

人間なんです。
感情があって好き嫌いがあって、機嫌のいい時があって悪い時があって。
良いことがあった日、なかった日。
ほんわかした日、その気分を台なしにされた日。
どうしても感情の浮き沈みが出てしまうんです。

中には、
「この人、どうしてもムリ」
という人もいたりします。

ありとあらゆる、とまでは行かないかもしれませんが、様々なお客さんが来店するサイゼリヤでアルバイトをしている身としては、このような「どうしてもムリ」なお客さんには、できれば会いたくないものです。

私の場合、批判を覚悟で言います。
「目を剥いて話すママ」
すみません、この方たち絶対ムリです。
近寄らない、話さない、目を合わさない、を貫きます。
たまたま料理を運ぶ先が、その方たちのテーブルだったら、
「仕方なく持っていく」
ことはしません。

「目を剥いて話したらどこが悪いの?」
はい、批判は甘んじて受けます。
「ウソつきだから」
です。

62年も生きてきて、この種の女性に何人も会いました。
私のせまい歴史の中で言わせてもらえれば、すべての人そうでした。
ウソつきです。

こればかりは、今さらどうにもなりません。
だから、
「生理的に」
ムリなんです。

見た瞬間に、何のためらいもなく、避けてしまいます。
ウソつきとは交わらない、と決めてかかってしまいます。

だからもう、ごめんなさい。
目を剥いて話すママさんたち、失礼とは存じますが、
「来ないでください」


今日もお読みいただいてありがとうございました。

もうすぐメニューがリニューアルしますよ。
2024年の新メニューが登場します。
その中には、毎年好評の「アレ」もあります。
お楽しみに!


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