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Vol.10 誰から返済すべき?

銀行& 税金のリスケに成功し
返済額が減少したことで、手元にキャッシュが残りました

この手元資金で
遅延していた「社員や取引先」への支払いをすることに

ここでふと疑問が湧きました
そもそも返済って誰から優先で返すべきなのか?

【支払い対象】
1. 家族 (自分の給与)
2. スタッフ (給与)
3. 取引先 (買掛金)
4. 金融機関 (返済)
5. 国 (税金)

仮に手元に100万残っていたとして
5人全員に返済せねばならないとしたら、
誰から優先で支払うのが正解なのでしょう?
誰かを犠牲にするなら、誰を犠牲にするのが正解なのでしょう?

法律では「◯◯から優先に返せ」といったルールはありません。

おそらく大半の社長が
1:自分の役員報酬を減らす(→家族を犠牲に)
2:スタッフ/給与を減らす/遅らせる
3:取引先に支払いを待ってもらう
4:上記で捻出した金を銀行/税金に支払う

こういった流れが多いのではないでしょうか?
なにせ税金/銀行を敵に回したくはありませんから

でもこれ、本当に最適解なのでしょうか?
今回のリスケを通じ、そんな疑問を抱いたのです

脅威に感じていた銀行や役所は、
こちらに関心もなく、お役所仕事
そんな相手のために、
事業を支える家族/スタッフ/取引先を犠牲にしていたのです

会社が有事の際、全員と「平和的に丸く収める」など、不可能です
誰かを敵にし、誰かを優先させる「清濁併せ吞む選択」に迫られます

だからこそ、最悪を想定して、
優先順位(トリアージ)を用意しておくことが必要

自分の場合はスタッフ/取引先を優先することにしました

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