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スーパースター1人育てるより、60点取れるメンバーを数人つくる

こんにちは!歯科医師Hachiです!

僕は定期的に歯科医院経営に関する勉強会に参加しています。

そこで講師の先生が言われてたのが、今日のタイトルである「スーパースター1人育てるより、60点取れるメンバーを数人つくる」という考え方です。

いわゆる属人化の防止ですね。

属人化というのは、特定の人が行なっている仕事内容がその人以外にはわからないということです。

これは、もしその人が急に退職などしてしまったら、問題になります。

歯科医院によっては、「TC」と呼ばれる職種の人が在籍しているところがあります。

これは「トリートメントコーディネーター」の略で、ドクターの代わりに治療計画などを説明する役割を担います。

当然ながら膨大な歯科に関する知識を身につけなくてはいけないので、一朝一夕で育つ職種ではありません。

そしてすごいTCさんは、とても大きな契約や医院の売り上げに貢献してくれます。

いわゆる医院のスーパースター的な存在です。

最初はそうなって欲しいと願いながら、院長も張り切ってTCを育てようとします。

しかし、その知識を身につけるのにも一苦労だし、患者さんに納得してもらえるトーク術を身につけるのにも努力が必要です。

誰にでもできる仕事ではありません。

そうなってくると、女性が多い職場でもありますから、ようやく育ってきたなと思う頃には結婚や出産などで退職される方も結構いらっしゃいます。

そしたらまた1からのスタートです。

そうではなく、たとえそんなバンバン契約を取れなくても、最低限患者さんにわかりやすい説明ができるTCさんが複数人いれば、医院は安定します。

これは他の業種の方もあてはまる例だと思います。

スーパースターがいれば、医院の売り上げは爆発的に上がるかもしれませんが、その人がいなくなれば一気に売り上げが下がりかねません。

そうではなく、ひとまずは最低限の実力を身につけたスタッフを複数人育てた方が経営かわ安定しやすいというお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日もよろしくお願いします!

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