高尾山に登ったよ


高尾山に登ったよ。

ゴールデンウィーク真っ只中の京王線は、パンパンに詰まった大きめなリュックを背負った家族連れによりすぐに満員となった。

府中辺りからだんだん空が広くなり、北野駅で乗り換える。小一時間電車に揺られれば高尾山に着く。

着いた!暑いねー

一緒に来た母と叔母、祖父はケーブルカー、私と妹はリフトの列にそれぞれ並ぶ。ここはツバメの巣が多く、かしこからツバメの鳴き声が聞こえた。

リフトの序盤は大きな木の木漏れ日の中を潜るように進む。
この季節の紅葉はまだ青く、太陽に照らされてよく光っていた。(スマブラの2Pみたいな紅葉)だめな比喩

ちょっと待って…傾斜やばくない???

傾斜やばくないか??足元も網になっており、ここで物を落としたら多分帰ってこない。スマホをかざす手に緊張が走った。

そんなこんなで生還。途中で写真を撮ってくれるのだが、有料だということを知らず販売員さんからもぎ取ろうとしてしまった。ごめんなさい

ここから緩やかだが登山が始まる。

不思議童子だって。かわいいね

今でいう不思議ちゃんみたいな。

と、ここで分かれ道に直面。男坂か女坂かで分かれているみたい。皆んなが女坂に行くみたいなので私一人で男坂に。(女坂が坂道で男坂が108段の階段である)

さそふで終わってると思いきや谷浄土まであった

ただのかわいい句かと思いきやちゃんと宗教に着地していて、さすが信仰の山高尾山。

お昼は山菜そば!わさび入れすぎてツンとしたけど美味しかった〜。固茹でか??ってくらいコシの強い麺は好みドストライクでまた食べたい。

触ったらちゃんと生えていた。なんなんだ
他の人が撮ってるのを撮ったので雑モザイク

(絵描き歌風に)あっという間に頂上に!

よく犬散歩させてる人を見かけるんですけど、わんちゃん大変じゃね??暑くてハアハア舌出してるけど。人間のエゴでしかなくないか??
たしかに愛しのわんことは世界の果てまで行ってみたいと思うけどさ。

五月晴れは思わぬ遭遇をもたらす…!

ぬおお!!あれは富士山ではないか!?
やっと着いた高尾山の頂上だというのに、そこから見える富士山に興奮する一行。

この時すでに汗だく。早く駅にある極楽湯でキマりたい!!!

帰りはケーブルカーにした。母と叔母は反対にリフトを選んだ。混雑していて結局ケーブルカーにしたらしい。

俺たちの信じた極楽湯を信じろ

極楽湯に着いた!!!お風呂!!サウナ!!もうここで服脱いでも良いですか???

券売機を見たらここも混雑。帰りの電車もあり、断念した。

お風呂を奪われ流石に落ち込んだが、隣には川があり、家族連れらが遊んでいた。私は気づいたら靴下を脱いで小さなお友達と一緒に足を濡らしいてた。

山から流れる清流は冷たく、一分と浸かることが出来ない。なるほど蕎麦の美味しい秘訣がこれかと妙に納得しながら足を拭いていると、そろそろ電車の時間だった。


練習中俳句コーナー

もみじは青 夏の高尾の ケーブルカー
葉擦れ音 一本の杉 夏高尾
夏浅し チワワの眼にも 蛸の杉

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