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地球2週半の長さの血管を80年使うんだよ。妊娠糖尿病になって気づいた、健康意識の大切さ

子供の成長を当たり前のようにそばで見守りたいと私は思っています。もし、同じ気持ちの人がいるならば、堕落した私の、健康意識が高まった経験をシェアしたいです。


私は世の中一般的な、本当に一般的な、今思えば乱れた食生活をしていた。
寿司は美味しいし、ラーメンは美味しい、居酒屋料理は美味しいし、もちろん、夜22時に小腹が減った時に食べるカップラーメンは、至高のおいしさだった。


私は、2歳半の娘がいて、2023年、年が明けた頃に第2子を妊娠した。29歳での妊娠で、執筆している今は、妊娠5ヶ月の時期になる。

そんな私は、突然妊娠4ヶ月で入院することになった。私の身に何が起きたのか。


妊娠検診では、血液検査を何回か実施する機会がある。ある日、産婦人科から電話がかかってきた。

「この前の検査の数値がよくないから、次回は空腹できてください、空腹時採血と、甘い飲み物を飲んで頂いてその後の、1時間後2時間後の血糖値を測ります、長丁場になるので、そのつもりで来院して下さい。」

こんなことを言われたら、半信半疑であっても誰もがドキドキするだろう。
ドキドキしながらいった再検査、結果は、完全にアウト。

私は「妊娠糖尿病」になった。

糖尿?尿に糖?トクホのCMで目にするくらいの、生活習慣病というのが私の印象で、正直言い方は悪いが、太っている人がなるものだと思っていた。そして、糖尿病になると何がいけないのか、何が原因なのか正直さっぱり分からなかったから、大混乱した。

今となっては、全てを理解しているので、順番に説明していく。

女性に限った話をしたいわけではない。生活習慣病と括られるものは、ざっくり言えば、体の原理に背くような食生活・運動生活を送ることで、自分の習慣が自分の体を蝕む。という、病というには少し違和感のある病である。

なので、その原理を理解すれば気をつけることができる。その原理は理解すればとても簡単なものだった。

まず、医師のいう私の身に起きたことの原理はこうだ。
妊娠すると全体的に体の免疫が下がる。弱った時こそ、本来の持ち前の体のパワーが、分かりやすい状態になる。私は、体が弱った時、インスリンの分泌が弱くなる状態になったようだ。

医師はこう続けた。
妊娠糖尿は出産すると治る(インスリンの分泌が正常になる)ケースもあるし、そのまま通常の糖尿病に突入するかケースもある。一度、治っても歳をとって体が老いてきた時、すなわち、弱ってきた時に、また発症する可能性が高いと言われている。

また、妊娠糖尿病はお母さん側に問題がなくても、胎児に対して、血中に糖が多い状態での血液の供給が続いてしまうので、生まれた後に強い子に育てなかったり、巨大児になってしまって難産を誘発する可能性もある。

また、糖尿病と称されるものは、血糖値(血中のに滲み出た分解さてなかった糖の量の状態)が高い状態が続くと血管を硬くしてしまう。動脈硬化というやつで、血管が硬いと少し詰まった時に破裂しやすくなる。と言っていた。

なるほど、脳卒中などの血管が破れてしまう系の病は、血管が硬く弾力がないこと、高血圧で血管に強い負荷がかかるなど、そういう現象の積み重ねなのかと。私は非常に合点がいった。

人間一人の血管の長さは、繋げると地球2周半と学校で習った記憶がある。
その血管の壁を、生活習慣を通して、血液成分や、流れ方を正常と言われる状態にすることで、80年間使い続けるようにすることが、健康的に生きていくことなのだと理解したのである。


長くなるので、私の入院生活とユーグレの遺伝子解析を申し込んで自分の体質を理解した話と、現在の食生活などは、続編で書くことにする。

とりあえず、この記事はここまで。
終わり

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