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アートで飯が食える町、ペナン島

 ども、プラーです。みなさん、GWはいかがでしたでしょうか?ゆっくりと家でくつろぐもよし、旅行に出かけるもよし、自由に過ごせるのが休暇の良いところですよね。まあ、家族がいるとなかなか自由がないということは置いておいて。

 私はGWにマレーシアのペナン島に行ってきました。目的は『ART』です。最近ハマっているストリートアートを見るために行ってきました。正直、現地に行ってみるまで、前情報はほとんど入れてなかったので、どんな絵があるかも知らなかったんですが、色々と感じるものがありました。

島民の暮らしが描かれている?!

2008年にユネスコ世界遺産に登録されたマレーシア・ペナン島のジョージタウン。ペナン島は、イギリス植民地時代にはプリンス・オブ・ウェールズ島と名付けられ、東インド会社の交易の拠点となったことで知られるマレーシア随一の観光地。中心となっているジョージタウン地区には今も当時の面影を伝えるコロニアル建築などの町並みが残され、中国系、マレー系、インド系の住民約40万人が暮らしている。その世界遺産の町で、2010年に始まったのがジョージタウン・フェスティバルだ。2011年のアクラム・カーン、2012年のロイステン・アベルなど世界的なアーティストの招聘や、オーストラリアで始まった世界最大の短編映画祭『トロップフェスト』との連携など国際的なプログラムに加え、もうひとつの柱として町並みなどの景観を活かしたストリート・アートプロジェクト、マレーの伝統的格闘技「シラット」をテーマにした作品のプロデュースなど、ペナン島の文化を活かしたプログラムを積極的に展開。

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 この場所に行く前に、タイ人の友人に「旅行はどこにいくの?」と聞かれて、「ペナン島」と答えると、「あそこは何もないよ、だからアートで人を呼んでいるんだよ。」と言っていました。そのときは、「口が悪いなぁ、言い過ぎやで」と内心思っていましたが、でも実際に行ってみて、半分その通りでした。アートで人を呼んでいるんです。前にも少し触れたことがあるんですが、アートとは人や社会に影響を与えるものと定義していて、ペナン島のストリートアートはまさにそれでした。

 ストリートアートがあることによって、人が集まってきて、お土産を売ったり、食事や宿泊をして、雇用が生まれている。アートがあることでご飯が食えるってことです。この価値って、すごいですよね。絵画のように、売買で発生する資産価値はないですが、人や社会に影響を与えている存在。
つくづくアートの力はすごいなぁと感じる機会になりました。

色々な道具を使って、立体になっている?!

アートで経済が回っているのが不思議と思う方は、是非一度ペナンを訪れてみてはいかがでしょうか。自分の目で確かめるのが一番ですから。

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