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子どもの叱り方1

子どもを叱ると、めちゃくちゃ疲れませんか?
叱るエネルギーって何だかものすごくダークで、
叱った後も蓄積されて身体ダメージが続き、
自己嫌悪になったり、後悔したり、あとあとまで響く。
出来る事なら子どもを叱らないでいたい、
でも叱らないといけない、
なぜならちゃんとした大人に育てないといけないから。

ほんと?ほんとに叱らないと、
ちゃんとした大人に育てられない?

実は私は叱るのを一切やめて、ここまで来ました。
下の子が生まれてすぐの頃、
ワンオペ育児に手一杯になり、長女を叱ってしまう事がありました。
その瞬間の怯えた様子で私を見る長女の顔を今でも忘れられません。その顔を見て、ハッとして寝室の鏡台に映る自分の姿を見ました。なぜ子どもにあんなに恐い顔を向けてしまったんだろう。
その日からもう2度と子どもを叱らない、と決心しました。子どもを怯えさせるような恐ろしい顔は2度としないと心に誓い、以来20年以上、子どもを叱らない方法を試行錯誤してきました。

その結果、分かった事が3つあります。

①そもそも叱らなければならない状況を作り出さない工夫を日頃からしておく。
②叱らないといけないのか、叱らなくてもいい場面なのか考えて判断する。
③もしどうしても叱らなければならない場合は、理由を明確にし、叱らずに話す様にする。そして、どうしても叱らなければならない場面は3つだけである。

このコツを理解しておくと、
子どもを叱る事が激減します。
私はストレスが減りました。
叱らずにすむ生活が出来るなら、叱らずに過ごしたい。
精神衛生上、叱らない方が100倍楽でした。

子どもはお母さんの顔をとても見ている、と最初にお伝えしましたが、子どもを怯えさせるような恐い顔を見せるのではなく、優しい顔を向けていたいですよね。
常に恐い顔で叱らずにすむ子育てが出来れば、
優しい顔が毎日蓄積されて、子どもに積もっていけば、
それが良いに決まってます。

明日から具体的な解説ヒントをお伝えします。


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