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身体は 全てを覚えてる

ご飯を食べていただけなのに



自然に涙が溢れて止まらなかった日。。



♡♡



先日


たまたま
わたしの記事にQ heartさんがコメントをくださり


左利きの話題が出て


「すごい左利き」という本を紹介されたんだ


まだ本は読んでいないのだけど


その方が書いてる

「すごい自己肯定感」という本が

プライムアンリミテッドにあったので


読んでみたら


著者は左利きで


幼い頃から矯正されたことが

そのままの、自分でいちゃいけないんだと

思うきっかけになっていた。

左利きを矯正された人は
そのままの自分ではいちゃいけないんだと
思ってしまうから
自己肯定感が低いまま大人になりやすい



左利きは そもそも脳の使い方が


右利きの人とは違うのに


それを右利きの人と同じにするのは


もの凄く大変なことだということが知られていない


そんな風に書いてあって


さらに

左利きの長男や二男にも

当てはまることが書いてあったから

(著者は音読困難があるそうですが
長男、二男は書字困難があります)

子どもたちは左利きのままにしてあげて


本当に良かった。。


そう思ってたんだ
(夫の両親からは直さないと。。と、会うたびに指摘されてたけれど夫が、そんな時代じゃないと言ってくれたのと
家に来ていたヘルパーさんの娘さんや、母の担当医師が左利きだったり、長男の担任が左利きで、周りがみんなとても理解してくれた)




そして今日。。


ご飯を食べながらふと。。


今からでもわたし


左手をもっと使ってあげようかな。。


そんな風に思って


左手にお箸を持ち替えて食べ始めたら


自然に 涙が出てきちゃって。。

なんだか凄い泣けちゃって笑


自分に「ごめんね。。左利きなのに


無理矢理右手に変えられたから


不器用なのは当たり前なんだよね


家族が



箸の持ち方を笑ったりしたけど


利き手じゃないんだから


上手に持てないのは当たり前だよね


なのに「そんな持ち方恥ずかしい」って言われて

笑ったり馬鹿にされたりして


誰も 守ってくれなくて


誰も味方になってくれなくて


左手使っては 毎回叩かれて


沢山 傷付いたよね」



そう自分に言ってあげたら


不思議なんだけど


身体が。。 ふっと肩と背中が

あたたかくなって


軽くなってたんだ


でね


思ったんだ



心の傷っていうのは


頭からは忘れても


身体に残ってる。。って。。

わたしは、自分が左利きだったと記憶になかったんだ

あまりにも幼い頃に叩いて矯正されたらしくて。。

長男が生まれた時

左手でおもちゃを手に取ろうとしたり

何回も持ち直させても

すぐに、なんでも左手に持ち替えてしまうから

たまたま長男の顔を見に遊びに来ていた姉に

「この子。。もしかして左利きなのかなあ。。」

って言ったら姉が

「ああ、だってあなた左利きだったもんね」

って言われて

「そうなの?」って聞いたら

「そうだよー、凛は、いっつもいっつも

お母さんに、そっちの手じゃないでしょーが!って

叩かれてて、左手出すと毎回毎回叩かれてたよ。。

わたし、見るたびに 可哀想だなあ。。って思てたよ。。

今ならあれ、虐待だよ

そっか。。覚えてなかったんだ。。」

そう話してくれたんだ。。

で、今だからわかるんだ

なぜ、おねしょが全然治らなかったのか。。とか

爪噛みや髪いじりが、やめられなかったのか

とか。。

ずっとそんな自分はダメな子

そう思ってたけど

全然、そんなことなかった。。

なんて

言葉だけじゃなくて

身体の奥底から

「わたしは悪くなかった」

そう思えたんだ


そして。。決して母も悪くはない。。

意地悪でそうしたわけではなくて


わたしが左利きだと将来困るだろうからって

やってたこと。。

たとえ、

それが「右利きに躾けられないダメな母親と思われないため」

も、一緒に混ざっていたとしても。。

その時はきっとそれが母の精一杯だった。。

それも今のわたしだから

受け止められたこと


♡♡


だからこそ


今から

自分が自分を育て直してあげる


そのままの自分でいたかったあの頃の

「小さいわたし」を


あたたかく見守って


のびのびと育ててあげる


涙が出てしまったのはきっと




左利きのままの



あの頃のわたしが



ずっとわたしが思い出すのを



待ち続けていたから




♡♡



どれだけ矯正されても



ふとした時に左手は出てしまう。。


例えば


ヘルパーで排泄介助をするとき


必ずグローブは左手にはめている

ぞうきんは


左手を上にして絞ってる


ハンガーに服を掛ける時


逆向きになってしまう


それも無意識に。。

それはきっと、母にも気付かれず
見過ごしていた部分。。


そして思うんだ


自分をその他大勢に合わせるために



どれだけ無理矢理 矯正しても


きっと

完全に変えるなんて無理だったんだって。。



だから 「自分という生まれ持った大事な素材」

をわざやざ変えて克服させるよりも



ただそのままで


それを活かしてあげる方が


よっぽど幸せに近付けるよなって。。


なんて。。




右手も左手も


結局中途半端にぶきっちょな自分を


改めて観て思う


そして それはきっと


利き手だけの話じゃないよな。。って


そんな風に思う




♡♡




左利きのことは



ただのきっかけ。。



あの頃 欲しかった言葉



欲しかった あたたかさや



優しさ 安心。。


それを今からでも


たっぷり


自分で自分に与えてあげればいいんだなよね


子どもの頃の自分には与えられなかったもの



大人になった今の自分だから



存分にできること


時間は戻せないけど。。

だからってきっと

人生に遅すぎる なんてことはないはず


きっと今が、わたしにとってのベストタイミング。。

そしていつも


そのベストタイミングは

「偶然」や「なんとなく」や「たまたま」

という姿をしてわたしのところにやってくる。。



Q heartさん

ありがとう。。



♡♡





昨日

たまたま流れてきたYouTubeのショート動画に

ほろりとした。。






最後までお読みいただき

ありがとうございます


今日一日があなたにとって

あなたや周りの人の沢山の隠れた素敵なところに気付いて

幸せを分かち合える

笑顔溢れる素晴らしい一日でありますように


心を込めて




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