『嫌いな食べ物がわからない』の話。
嫌いな食べ物ってなんだろう?
僕は嫌いな食べ物がない。
というか嫌いな食べ物がわからない。
例えば1ヶ月毎食唐揚げが続けば唐揚げを食べたくなくなる。
酸っぱいものを好んで食べないが弁当に入っていれば残さず食べる。
苦い物。
辛い物。
甘い物。
肉。
魚。
麺。
米。
パン。
どれも好きだしどれも好きじゃなくなる時期があるしどれも出されれば食べることが出来る。
苦手な食べ物と嫌いな食べ物という分類なら僕にもある。
苦手な食べ物とはわざわざ好んで食べない物。
嫌いな食べ物は極力食べたくないor食べられない物。
このような線引になる。
苦手な食べ物は酸っぱいもの。
全ての酸っぱいものではないが好んで食べようとは思わない。
そしてやはり嫌いな食べ物はない。
極力食べたくないというほど毛嫌いする食べ物はない。
アレルギー等で食べられない物もない。
羨ましいと言われる。
何でも美味しく食べれて羨ましいと言われる。
確かに得をすることが多い。
飲み会で食べれない物が出てこないのでどんなお店でも楽しめる。
相手の好きな食べ物を嫌いになることもない。
しかし弊害もある。
「嫌いな食べ物」の話が膨らまない。
この記事を書いているのは会社でこの話になったからだ。
納豆が嫌い。
甲殻類が嫌い。
椎茸が嫌い。
牛乳が嫌い。
みんな自分の嫌いな食べ物を理由も含めて話していく。
「椎茸めっちゃ美味しいじゃん!」
「牛乳単体がダメで乳製品は好きです」
「納豆私も嫌いです」
「甲殻アレルギーなの?」
盛り上がっている。
めちゃめちゃ盛り上がっている。
僕の番になった。
「嫌いな食べ物は特にありません!」
ザワザワ…
しゅーりょー
終了した。
速攻で終わった。
ターンエンドが光の速度だった。
先輩が沈黙を破る質問をしてきた。
「昆虫食とかもいけるの?」
極端じゃね?
ちょっと怒ってらっしゃる?
すぐ終わったから怒ってらっしゃる?
そもそも昆虫食を食べたことがない。
なんて答えていいのかわからない。
取り敢えず本心を伝えよう。
「多分食べれます。というか正直興味あるんで食べてみたいです」
これ周りの僕を見る目が変わったんじゃね?
『嫌いな食べ物がわからない』の話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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