4.『素晴らしき哉、ピリ辛！』

（元ネタ:素晴らしき哉、人生！）

　※アカマツとの料理&勝負話。新しい食堂メニューを考えるべくタッグを組む。

「ヨーコ聞いてよ！　なんかオレ、まだ四天王のままらしいんだよね！」
「ああ、タロさんも言うとったね！　よかったよかった」
「うん、よかった……、のかな！？　よくわかんないけどさ！」

　首をかしげるアカマツ。

「スグリがしばらく休学したりとかいろいろあったりで……、ブルベリーグのランク変動はホリュー？　……なんだって！」

　明るく笑い、

「ヨーコの言った通りタロ先輩が説明してくれたけど、むずかしかったから忘れた！」
「はあ」(汗)
「各スクエアを拠点にできるって四天王特権は便利だから、オレ的にはラッキーかなー！」

　ここまで話して、ハッとするアカマツ。

「……ってゴメン！　ヨーコには思ってること何でも話しちゃうよ」
「気にせんでええよ。話さんと苦しいこともあるけえ」
「うん！　ありがとう！　なあなあ、オレ、ヨーコともっと直火でなかよくしたい！」

　と言ってから、

「ヨーコ！　ヨーコって料理好き！？」
「うん好き！　寮やキャンプで自炊しとるし」
「好きか！　よかった！　激辛サンドウィッチ作りもなんなくこなしてたもんね！」

　アカマツにっこり。

「オレはもちろん料理好き！　フライパン見ればわかるよね！」
「そりゃもちろん！」
「それでさ、もしよかったら、オレと料理考えるの手伝ってほしいんだ！」

　ということで他のメンツとサバンナスクエアでクッキング。

「フライパン持ってたら、いつでも炒めものできるよ！　敵とかが襲ってきても瞬時に身を守れるし！」
「な、なるほど……？」

　とか、

「激辛大明神は辛さをつかさどるスゲー存在！　オレが考えたんだ！」
「はあ……」(汗)（そがな神様おったかね思うとった）
「オレん家食堂やっててさ！　将来は継ごうと思ってるんだ！　この学園に入ったのも、校長先生にスカウトされたからってだけ！！」
「なるほど」
「だから今回の……、スグリやカキツバタ先輩みたいに、勝負にあんなにアツくなってバチバチ焦げついてんのビックリだった」
「……ほうね」
「それだけ人をアツくさせるポケモン勝負ってスゴいよね。オレも、もーちょい火力出してみるかーってカンジ！」

　そして食堂名物を再現したピリ辛ジャンバラヤが完成！　試食後、

「オレと勝負で燃えてみない？」
「もちろん！」
「あいよっ！　中火で燃えてきた！」

　互角の戦局。

「手持ちは残り……、げっ！　次が最後のポケモンだった！」
「直火で燃えてテラスタル！　アツく蒸かせ、バシャーモー！」
「から～い技、ほおばりなよ！　しょっぱい負けも控えてるし！」

　がんばって勝利するヨーコ。

「勝てなかったから、負けたー！」
「カーッ！　強火で燃えつきたー！　ブルベリーグで戦ったときよりなんか……、アツかったし！　そんなヨーコには、オレからのお気持ちね！」

　メラメラピックくれた。

「それ使って、いーっぱい激辛サンドウィッチ作ってよね！」
「うん！　ありがとう！」

　※タロの注文のフランベネタもここで