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肥満、メタボどう改善するか!エビデンスのある方法とは?

#ダイエット #メタボ #肥満解消 #低糖質ダイエット #アトキンス博士
自分自身の体験を話すこととしよう!結婚したときの体重が、77kg。それが2年後にはなんと88kgとなった。周囲では幸せ太りと言われる。何か!良いことなのかなぁ!と思ったりもした。

ただ、私の父親の家系は、糖尿病になっている人ばかり。肥満は、ちょっとマズいのでは!と思わずにはいられなかった。

そこで、書店に行って良い本はないか!探してみる。いろいろな本を見た中で、MOOKのなかに、これはというものが書いてあった。それが、アトキンス理論である。たぶん2002年のことだと思う。ロバートCアトキンス(1930ー2003)医師が、1972年に『ローカーボ・ダイエット』出版したことに始まる。それが、2000年代になって世界で知れ渡ることとなる。

肥満になる原因は、炭水化物にある。逆に、肉魚卵バターは自由に食べても大丈夫。炭水化物(糖質)できるだけ減らしなさい。米国では、全人口の4%の人が当時このダイエット法を試したという。
そのMOOKには、とにかくステーキを食べろ!と言う。これは日本人の私には無理でしょう!
しかし、米国政府も認めた方法。日本人の私にもできる方法はないか!そう考えて、頭をフルに回転させると…。『そう!畑の肉である大豆があるじゃないか!』と気づく。

すぐ楽天で検索し、北海道の会社が5キロの大豆を売っているのを見て、すぐに注文。それからと言うもの、圧力鍋を使い煮大豆を毎日ご飯の代わりに食べ続けた。

びっくり! 4ヶ月後体重が80キログラムとなった。しかも、軽い筋トレをやっていたせいか!顔色体型もすっきりして、体調も良くなっていたのだ。

ところが、この後驚くべき事実が…!翌年の2004年4月にこの後、アトキンス博士が急逝したというニュースがテレビで流れる。やはり、高脂肪の食が悪かったのではないか!ニュースではそういう論調だった。
自分は肉食にしなくてよかったと、胸を撫で下ろした記憶がある。

その後、今に至るまで20年、体重は77キロでほぼ維持している。これは、学生時代の体重とほぼ変わらない。

低糖質ダイエットで気をつけてもらいたいこと!
40歳で身体に問題のない人、つまり他の病気のない健康人なら、さほど注意しなくても良い。しかし、40代50代以降なら、月に1キロ多くても2キロの減量は良いが、それ以上はやめるべきだ。理由は、肝脂肪となるからだ。

ダイエットで、一番先に減るのは筋肉、次が脂肪である。筋トレをやっていたとしても、ある程度は筋肉が落ちてくるものである。そして脂肪だが、これを分解する役目が肝臓。毎日、晩酌をする人の場合、肝臓が優先して分解するのがアルコールとなる。アルコールは、さらにアセトアルデヒドに分解。このアセトアルデヒドは毒性を持っているため、何よりも優先されるのだ。結果、肝臓に脂肪がのこることとなる。

減量は、身体にとって良いことのように思われるが、急激なダイエットは、体が悲鳴をあげることになる。体の中では、思わぬことになっているのだ。

60歳以上のシニア世代では、減量やダイエットはしないことをお勧めする。ただし、食事内容・食事量を変えず、ウォーキングやトレーニングでの減量ならばオーケーだ。

本来、ダイエットで落とすべきは身体に溜まった脂肪である。逆に筋肉は、増やすべきなのだ。
筋トレダイエットで、2キロ体重が増えた!これはオッケー。

駄目なダイエットは、2キロ体重が減った。しかし、減らしたのは筋肉量。筋肉は、ある意味、身体の貯金である。人は病気の時、筋肉を分解して、立ち向かうようにできているからだ。

最後に、どの年代の人にもOKな低糖質ダイエットについて!
糖質を無理に制限しない方法。一日の糖質量は減らさずに、朝昼で糖質の全てを摂りきり、夕食夜食では摂らないという糖質制限、これがいい。一日で一番脂肪を溜めやすいのが、夕食夜食ということになる。なぜなら、夕方から夜は身体を動かさずに過ごすからだ。また、夜に摂った糖質は、がん細胞にとって増殖の糧となってしまう。つまり、夜の糖質摂取は、がん細胞を成長させてしまうのだ。一日の食事の比率を変えるだけで、簡単に糖質制限ができる。これなら出来るはず。
ぜひ試してもらいたい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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