【8年越しの代々木再戦】アルバルク東京戦を振り返る!!
Bリーグ発足から8年、歴史的開幕戦を繰り広げた「代々木第一体育館」にて宿敵"アルバルク東京"と再戦❕
当時はメディアの煽りを受けて"雑草軍団"VS"エリート軍団"なんてはやされましたが、今じゃお互いに力をつけて"リーグが誇る強豪"としての地位を築き上げました(⌒∇⌒)
そんな注目の一戦を私tasukeはひょんなことからGame1の現地観戦にいってきました(笑)
ですが今回のビッグゲームもいつもの如く2連戦まとめて"ざっくり"振り返りますので、スキマ時間にちょこっと余韻を思い出してくれたら嬉しいです( ´∀` )
それではよろしくお願いします(∩´∀`)∩
◇試合結果
● G1 アルバルク 91 ー 80 琉球 LOOSE
● G2 アルバルク 74 ー 76 琉球 WIN
◇引き離しては追い上げ、まさに急転直下な一戦
・G1をざっくり
G1のアルバルクはサイズ差を活かして中への侵入を防ぐDFと高確率なミドルショットで得点を重ねる"ミッドレンジゲーム"により、OTまで押し切った印象を受けます。
特筆すべきはDFで、ボールマンをサークル内に近づけないようビッグマンも含めて高い位置でダブルチームを仕掛けたりと、気持ちよくOFを展開できなくしていました( ;∀;)
一方のキングスはスタメンに"身長のミスマッチ"が多く生じていたこともあり、思うようにインサイドを攻めれない時間が続き、1Qから点差はあっという間についてしまいます。
しかし、この度帰化選手としてチームに帰還した”アレックス・カーク”を絡めた3BIG【AK×AD×ロー】戦法でアドバンテージを作らせないようにし、それが徐々に自分達のペースへ引き込み始めました💪
3QからはDFで我慢をし続けたキングスがついに岸本の一発でアルバルクを捉えます👌
そこから一進一退の攻防を繰り広げ、勝負はOTにもつれ込むも、強度と組織力の高いDFそしてミドルレンジから確実に2点を沈めたアルバルクに軍配が上がりました(;'∀')
・G2をざっくり
スタメン起用が続いていた松脇が首の痛みにより欠場。
ピンチの状況に捉えられますが、キングスは1Qの入り修正やサイズ差によるアドバンテージを取られない策として、スタメンを”3BIG”に変えて挑みました(*'▽')
その成果は1Qの開始早々から顔を覗かせます( ゚Д゚)
リバウンドの面で優位性が生まれる3BIGでは、岸本が積極的に3Pを狙い、OFリバウンドからのインサイド打開という力業等でダーラムやカークの2点を演出(笑)
G1はあまり仕上がっていないようであったダーラムも初っ端から3Pを2本沈めたことで、空いたスペースへのゴライブをキメていきます!(^^)!
さらにDFでもアルバルクのPnRに対し、キングスもアンサーを出してきました✨
G1で魅せたアルバルクのDF同様ボールマンに対して前から激しく当たり、そこにビッグマンも高い位置でプレッシャーをかけることで、OFミスを誘うことに成功します。
PnRをサークルの外に追いやるということですね~
ある種、京都戦で浮彫りとなった”PnRの守り方”という課題へ1つ解を導き出せたように感じますね😊
波に乗ったキングスは岸本の連続3Pで一時26点差をつけるも、このままじゃ終われないアルバルクもさすがの修正力でカチカチのDFを披露(;'∀')
キングスが大の苦手とする”ゾーン×オールスイッチDF”で前半使えていたインサイドが機能しなくなり、4Qでゲームを振り出しに戻す( ゚Д゚)
しかしここ数年同一カード連敗のないキングスも意地を魅せ、ローのフリースローで逆転に成功し、今季最強格のアルバルクから貴重な1勝を上げました👏
◇伸びしろしかないDF
3BIGという武器を2シーズンぶりに取り戻したキングスは、DF面で大きな伸びしろを残していると感じました!(^^)!
特にG2ではボールマンに対するDFでインテンシティの高さを強く感じましたし、3BIGとはいえそれに胡坐をかくことなく日本人選手がスイッチローテーションで積極的な動きを出せていたのが印象に残ります✨
個人的には牧と今村2人の間合いを詰めてドリブルを容易に突かせない守りはヤバいと思いました(笑)
このDFを毎試合披露できれば、連勝街道まっしぐらなんでしょうけど、そこはタイムシェアしながら発揮できるようなチームになって欲しいですね(笑)
◇ヒューを褒めたい
G1の追い上げに一役買った活躍を魅せたのは間違いなくヒュー。
屈強なアルバルクのインサイド陣に怯むことなくリバウンドに絡み、さらにOFではリング下のクリアアウトも徹底してこなし、チームに勢いをもたらしました🔥
これまで私が書いてきたnoteでもヒューの魅力として”走り出しの速さ”を上げてきましたが、これが結構効いてたように感じるんですよね~
ヒューがロシターにマッチアップしていた時は、サイズとスピードでミスマッチとなりにくいため、アルバルクは途端にボールムーブが減ってターンオーバーを犯していました。
そしてOFでは爆速のリムランがあるので、先頭を切って走れる事はクーリーにもAKにも出せない大きな武器✨
G2はカークを起用した3BIGの調子が良かったとはいえ、ヒューの時間帯もあればよりアルバルクのOFに混乱を招けたんじゃないかと未だに考えてしまいます(笑)
1試合のみのPTとはいえ、tasuke的にはかなり褒め称えたいパフォーマンスでした👏
次節川崎戦では多分”ロスコ・アレン”のアタックを止めるのはヒューじゃないかな~知らんけど(*´з`)
◇ようこそAK🍻
移籍後で古巣と初対戦になったカーク。
この連戦では彼のパフォーマンスがどれだけ今のアルバルクに通用するか観ていましたが、インサイドで輝きを放ちましたね✨!(^^)!
帰化登録までの間もチームに長く滞在していたこともあってか、スクリーンの面やローポストに入るタイミング等でチームカルチャーを色濃く反映できているように感じました👍
もちろんカークが"生粋のハードワーカー"なので、シーズン序盤から予想できていたことですがね😀
おそらくBリーグの帰化選手で"210㎝以上"のサイズと長いウィングスパン誇る存在はAKが初じゃないでしょうか(笑)
その長いウィングスパンでボールをティップし、自身の手中へ納めるリバウンドで幾度となくアルバルクを救ってきました。
G2の4Qラストで今度は古巣相手にそのリバウンドを披露して勝利をもぎ取った瞬間は、非常に感慨深いものがありますね(*´ω`)
大黒柱クーリーとの共存という課題にもチームがどういう解を導き出すか、非常に楽しみです(^^♪
Welcome to the Kings!!✨
◇因縁の地でリベンジを果たす漢・岸本
8年前、Bリーグが開幕した代々木の地で悔しさと不安を強く感じていた岸本。
それから月日は経ち、今度はリーグ王者となり再び因縁の地で宿敵と対戦というドラマにも描けないような展開(笑)
特にG2は自身のキャリアに花を添える圧倒的なパフォーマンスを魅せます🔥
【12得点(3P4/10)+3アシスト+スティール数"4(キャリアハイ)"】(゚∀゚)
(゚∀゚)≪さすがは"信頼と実績"!!あんたこそ大将YA!!≫
すべての得点が岸本を象徴する3P、そしてDFもさらにギアを上げてミスを誘い4スティール。
攻守に渡って自身が積み上げてきた上質なプレーを大いに発揮してくれたと思います!(^^)!
なによりかつてのチームメイト"橋本竜馬"からターンオーバーを誘発するDFは圧巻🔥
G2後のインタビューではブースターに向けて愛のこもったメッセージを送り、何から何まで完璧な1日でした(笑)
こんなこと言われたら東アジアだろうがどこにでも応援いっちゃいますよね❓(違)
◇これぞまさに水を得た魚…
カークの帰化で一番ウッキウキしてるだろうヴィックは佐賀戦に続き理不尽な活躍✨
3試合続いて2ケタ得点をマークしており、本来の適正ポジである"SF"でプレーできている効果が現れている証拠かなと👍
セットプレーなしでも個人で点をもぎ取れる能力は、"チームOFを第一"に考えるキングスにおいて"違い"を生み出す貴重なオプション。
アルバルクの高確率なミッドレンジゲームにただ一人ついていけるチートプレイヤーだと思います(笑)
さらに、G2はDFとリバウンドでも大きな貢献を魅せ、10リバウンド+2ブロックを記録💪
タイムシェアが上手くいき始めていることで、OF以外の部分でも存在感を大いに発揮できていると考えます(゜-゜)
個人的な予想ですが、次節の川崎戦か北海道戦辺りでキャリアハイに近づくパフォーマンスを披露するのではないかと密かに期待しております( *´艸`)
◇本契約はよ
脇のペイントドライブが強力すぎてはよ本契約せいやと思ってるこの頃。
ダーラムを彷彿させるようなゴリゴリと中をこじ開ける”ゴライブ”がおっそろしい~たりゃありゃしない(笑)
コレは並みの日本人選手は止めれませんし、ファールするしかないです( *´艸`)
おまけにコーナー待機からクイックで放たれる3Pも魅力的👌
少し松脇に近いフォームながらリリースが早くブレも少ないので当たりだすと止まらないハズ(笑)
うちの父と話してて度々話題になるんですが、「河村勇輝以降の世代はサイズ+フィジカル+スキルを備えたオールラウンダーがわんさかいる」という点。
私的にYouTubeや格種SNSの発展でいろいろな情報を仕入れられるようになった時代背景はかなり影響してると思いますね~!
まさに脇の世代なんかはゴロゴロ現れてきてますし、日本バスケの未来を担うスター達です😀
マジで本契約はよ×2
◇カーク×クーリー×ヒューの起用に関して
拝見された方も多いと思いますが、上記のポスト読んでて欲しいです👆
リーグ最強Cのクーリー、そのクーリ-と肩を並べるウルトラCのカーク、そしてJAPANの未来を支えるCのヒューといい”個性の違う3人のC”を束ねることとなったキングスにとって、彼らの起用法は嬉しくも悩ましいところ(*´з`)
クーリ-に至っては単体で複数人分の厚みをインサイドにもたらすことができると私は考えるので、カークと2人並べて起用する場合シチュエーションをかなり選ぶと思います(^^;)
特にアルバルクのような”速い、デカい、テクニシャン”な選手が揃う相手に2人並べるとスピード負けの危険性が想定されそうです。
そんな時に絡めていきたいのが”ヒュー”!
サイズとスピードを兼ね備えたヒューの特徴なら、カークorクーリ-のどちらとも共存させやすいと思いますね(^^♪
ヒューをやや高い位置でDFさせ、リング下付近にカークorクーリ-を配置。
これでボールマンへのチェックにロー、ダーラム、日本人選手らが目いっぱい仕掛けつつヒューもブリッツにイけるので、強力なラインナップかなと。
G1の前半終了間際6点ビハインドの場面、岸本に変えてヒューを投入し、サイズアップ×スピードにも対応を図ったあの3BIGは個人的に理想でした(笑)
しかしヒューにはフィジカルを鍛えつつもDFバリエーションを増やしたり、OFにおけるパス出しといった数多くのスキルを身につけなければならないので、私の考えるラインナップの実現性はまだ先の話〜(笑)
多くの意見がある中で、あれこれ妄想が捗るキングスロスターは、歴代でもトップクラスの強さと可能性を秘めていると思います(*'▽')
桶谷スーパーヘッドの采配に乞うご期待👍
◇まとめ
ーFinー
※「【沖縄バスケの集大成】Bリーグ23-24シーズンオールスターゲームの思ひ出」と称したnoteをアップ予定です!作成に時間を要してますが必ずアップします!!乞うご期待!!
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