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声援を導くもの

夏の代名詞て何?
と言われたら自分は1,2を争うレベルで「甲子園」
と答える。

もちろんこれは過去(小学生、中学生時代)に自身が野球という
スポーツに触れていたこと
また、高校野球応援に吹奏楽部として参加したこと

この二つの経験がそうさせているのは間違いない。

だが、よくよく考えてみれば
テレビで1回戦から10日以上にもかけて一日中放映しているのって
甲子園とオリンピックぐらいじゃないかなと思う。
陰謀論とかを囃し立てられてもしょうがないんじゃないかな。

だから割とこう答える人が一定の割合いたとしてもなんの驚きもない。

そんな夏の代名詞である甲子園。
醍醐味はたくさんあるが今回は一つに絞って書きたいと思う。

それは「吹奏楽部付きの応援合戦」である。
正直、甲子園をずっと見ていられる理由はこの応援ありきだからだ。

一回でも負ければ今までの3年間目標に向かって頑張ってきた高校野球部生活が終わりを迎える。ましてや、甲子園に出場する精鋭は予選で負けていった学校の思いも背負っている。

そういう状態にある球児たちに応援をするのは
自身も吹奏楽コンクールを間近に控えた吹奏楽部である。

声援は人のこんな力を与えるのかと甲子園を見ていて思うが、それを導きながら、サポートするのは吹奏楽部による「音」「リズム」である。

声援を導くのは音である。
これを感じたのはとある高校の応援歌を聞いたときである。

その高校の名前は習志野高校である。
「レッツゴー習志野」という独自の学校応援歌をもっており
美爆音と称される音で奏でる。(参考にオフィシャル動画を載せておく)

これを最初に聞いたときに自分の心の中にある芯のようなもの
を見事に揺さぶられた。
あ、これが気持ちいいほどの音の暴力ってやつかとすら思った。

これを聞いてからやっぱり声援を導くのは音だと感じるようになった。
理屈抜きの理由があってもいいんだと思えた瞬間でもあった。

そうやって夏が来るたびに各高校の応援歌を聞いて、そして闘志あふれる球児をみて自分も頑張ろうと思うのである。

そして自分用の応援歌を作っておいて、しんどい時があってもそれを聞いて鼓舞してもらっている。

また、自分を鼓舞したいとき、自分一人でできるのが一番いいのだが
結局は他人から鼓舞してもらうことには勝てないと毎年マシマシに感じている。

とつらつらと書いたが
高校野球の醍醐味を書き記そうとすると止まらなくなってしまうので
今回はここまでとします。

もしここまで読んでくださった方いたら感謝感激です。

それではまたどこかでお会いしましょう。

またねっ!



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