Yamada Kyohei

紙を中心に北海道でフリーの雑誌編集者、兼ライターをやっています。飲食や企業インタビュー…

Yamada Kyohei

紙を中心に北海道でフリーの雑誌編集者、兼ライターをやっています。飲食や企業インタビューなど、ジャンルは問わず幅広く執筆します。今は記念誌を作ることが多いのですが、北海道に関する何らかの記事の依頼がありましたらお気軽にご相談ください。アクティブに取材に行かせていただきます!

最近の記事

ライターに専門性は必要なのか

いろんなサイトで「稼げるライターになるには専門性を身に着けろ!」みたいなことが書かれています。それに対して私の思うこと。 これ、仕事の中心がwebか紙か。東京か地方かによっても変わるでしょう。 私は紙中心で、地方在住です。 専門性はいらない。ただ、好奇心は持て 東京でバリバリやっている人は専門性を持った人(例えば金融ライター、医療ライター)がいるけど、地方だとそんなライターはほぼいなくないですか?専門性だけじゃ食えないですよね。札幌在住で「ラーメンライター」といった肩書な

    • ラジオドラマ、作りました

      今から10数年前の高校時代。放送部に所属し、年2回の大会でラジオドラマを制作。その後、ラジオ局に勤めちょっとしたラジオドラマ的なものも作りました。 あれからずいぶん時が経ちましたが、昨年末に、唐突にラジオドラマを作りたくなりました。 思い立ったら吉日です。一気に台本を書き上げてSNSで役者募集。 約2カ月かかりましたが、なんとか完成にこぎつけました。 今は便利です。 特別な機材はいりませんし、オンラインで完結します。 私は昔からラジオっ子でした。そんな私が好きな映画は三

      • 鉄オタではないけれど、鉄道って面白いな

        世間ではいろいろ問題にされがちな鉄オタ(というか撮り鉄?)。 私は子供の頃からまったく鉄道に興味はないのですが、最近鉄オタの知人が「架空の路線図」というのを作っていました。 それがまた面白い。 鉄道が町の発展に寄与した歴史が確かにあります。 とりわけ北海道は開拓の歴史を見てもわかるように、その影響力は図りしません。 私は「シムシティ」「シティーズスカイライン」「A列車で行こう」といったシミュレーションゲームが好き。そう考えると、鉄道って面白いなと思います。 歴史のifで鉄

        • ラジオドラマを作ってる

          昨年末から、ラジオドラマの企画を進めています。 今やラジオ番組でドラマを聴く機会は滅多にないです。 (NHKラジオの東京03のラジオコント番組はめっちゃ面白いです) でも私、ラジオドラマが大好きなんです。 というのも、私は高校時代に放送部でした。当時は毎年2本、大会に向けてラジオドラマを作っていました。 子供の頃の将来の夢は「ラジオ局で働く」。後に夢を叶えて局勤めしていましたが、そのときもちょっとしたラジオドラマを作っていました。 あれから10年。 演劇イベントを企画した

        ライターに専門性は必要なのか

          【アベプラ感想】恋バナってみんな好きだよね

          クリスマスもアベプラ見てました。 3つめの特集、「モテるって必要?恋愛主義が問題?非モテ当事者&東大「童貞学」研究者と考える」 スタジオは結構加熱してたけど、東大生のゲストの言っていることは共感できたタイプの人間です。「結婚するという目的のために、”恋愛をする”というプロセスを取る」。果たしてそれを恋愛と呼べるのか?って感じの主張だったのだと思います。 「結婚と恋愛は別物」とよく言いますよね。 つまり「結婚」という結果のために「恋愛」は必要なのか。別物なんだから、結婚する

          【アベプラ感想】恋バナってみんな好きだよね

          【アベプラを見て】 私が電車やバスで席を譲る理由

          またアベプラの話なんですが、ヘルプマークの人に席を譲るかどうかという特集がありました。 相変わらずコメント欄は罵詈雑言でした。 この手の話題になると、必ず「席を譲ろうとしてキレられたことがある」「譲られて当然って顔をしていて嫌な気分になった」「譲ってほしいなら自分から譲ってほしいって言えよ」と言う人が出てきますよね。あれ何なんだろう。 キレられたことは一回もないし、そういう場面を見たこともない。 「譲られて当然って顔」ってどんな顔だよ?譲るたびにその人の顔なんて観察しませ

          【アベプラを見て】 私が電車やバスで席を譲る理由

          アベプラ アイヌ差別特集を見て思ったこと

          ネットテレビABEMAのニュース番組「ABEMA Prime(通称:アベプラ)」を好きでよく見ています。 昨日(12/7)の特集では杉田水脈議員の発言をきっかけにした「アイヌ差別を考える」という特集。 コメント欄は差別感情が凝縮されていて気分が悪くなります。見るなら、Abemaの本編動画を見ましょう。 アイヌの血を引くゲスト2人を呼んでの議論が展開されましたが、アイヌ側からの視点が中心だったので和人(あえて”和人”といいます)側の視点もほしかったです。 生まれも育ちも北

          アベプラ アイヌ差別特集を見て思ったこと

          【偏見だらけ】各メディア媒体で働く人の印象

          現在はフリーライターですが、これまでラジオ、テレビ、出版社など、いろいろなメディアで働いたり、関わってきました。 そこで!各媒体で働く人の印象を、偏見だらけで紹介していきます。 結構悪いことも書くので、真剣に受け止めないでいただけると幸いです。 ラジオ局 プロデューサー…物静かな人か、本当は陽キャだけど無理して物静かにしている人のどちらか。前者はとにかく優しい。後者は結構言葉の端々に棘がある(けど優しい)。両者とも、一人でたくさんの番組を抱えているので、帯番組以外には割

          【偏見だらけ】各メディア媒体で働く人の印象

          最近のアルバイトって大変ですね

          ほとんどの人のアルバイト経験って若い時だけで、イメージがそのままで止まっていると思うんです。 私も学生時代にスーパーでアルバイトをしていましたが、もう10年以上前のことです。当時は楽なもんでした。 食えないからアルバイトをはじめたところ… ところが最近、仕事も安定しないので時間の有効活用をしよう(涙)と某小売業店でアルバイトを始めました。この十数年でのアルバイト事情の変化をヒシヒシと感じています。 一番感じたことは、業務がとてつもなく複雑になっていること。 かつてはある

          最近のアルバイトって大変ですね

          ライター、編集者のわたしの筆箱

          筆記用具好きの私にとって、なかなか興味がある話題が。 というわけで晒します。が、自慢できるレベルのものではまったくないという。 筆箱は小学校3年生のときにそろばん教室に通っていたときに使っていたものです。20年以上経っていてボロボロだけど、なんだか思い入れがあって未だに使っています。 祖母から貰ったものなんですが、あの時点でボロボロだったから、この筆箱ちゃんが何年ものなのかは想像も付きません。 筆箱は見た目通り容量がほとんど無いので、入れるものは厳選しなければいけません。

          ライター、編集者のわたしの筆箱

          「サイゼリアデートでも喜んでくれる人が良い」という意見

          よく話題になりますが、togetterで面白いまとめを見まして。 まあそうだよねえ。とうなずくばかり。 高校生ならまだしも最初はね。高級店に行く必要もないけどさ。 と思って自分を振り返ってみたんだけど、普通に一発目にチェーン店デートしてました。 現在の妻との最初のデートは23歳の時。 仕事終わりに映画を見に行くことになり、「ご飯なに食べようか?」と事前にメールしていたら「ハンバーグが食べたい」と。 最初のデートだし、ちょっと気取ったハンバーグのお店を探していたんですが…

          「サイゼリアデートでも喜んでくれる人が良い」という意見

          漬物が好きな人こそ手作り推奨! 北海道の漬物作り「赤かぶの千枚漬け」

          漬物づくりの季節です。若い世代になればなるほど、自分で作る人はいなくなりますよね。 市販のものも十分美味しいんですが、美味しいからたくさん食べたい。でもたくさん買うのはお財布に優しくありません。 だから私は作ります。祖母からのレシピを受け継いでます。 毎年春に作るのは梅干しだけですが、秋は色々作ります。ニシン漬け、飯寿司、白菜漬け…etc 中でも好きなのは、薄く切った赤かぶの甘酢漬けです。 調べた所、道南でよく作られてきたものだそうです。 まずは”皮は剥かずに”スライスし

          漬物が好きな人こそ手作り推奨! 北海道の漬物作り「赤かぶの千枚漬け」

          DIY防音室 日記1

          ライターですが、現在空き時間に防音室をDIYしています。 あんまり知識が無いのですが、ドラムセットを叩けるぐらいの性能がほしい。地域的に人が少ないので、ガチガチの防音じゃなくても大丈夫と踏んでいます。 元商店の物置だったスペースを借りました。 広さは12畳ぐらい。石膏ボードと防音用のグラスウール?みたいなものを使っています。 作業は1人でやっていますが、これがまあ重くて大変です。 コツコツ続けていますが、これが今後どうなるか。 まだ分かりません。 がんばります。

          DIY防音室 日記1

          プロとアマチュアの違いとは

          これもよく語られるテーマですよね。 私の場合は「それで食えているかどうか」が一つの基準だと思います。 一方で話題になるのは「プロ意識」の問題。 この言葉って、アマチュアだけでなくプロに対しても使われる言葉ですよね。 今回はそれについて色々考えさせられる出来事があったため、書こうと思います。 とあるイベント現場にて いわゆる一般の人たちが趣味的に企画したイベントに、手伝いを頼まれたため参加しました。 そこにプロ的な立場としてもう一人、音響さんが参加していました。 そしてもう

          プロとアマチュアの違いとは

          妻に助けられた話

          私の妻は絶望的に料理が下手。 何を作っても、例えレシピを見ながら作ってもマズい。 義理の両親は料理人なのに。 夫婦仲は非常に良いです。 転職活動をしていたとき なにかの間違いで新聞記者の新卒採用試験に紛れ込んだことがある。 集団面接の中におじさんが1人ポツン。 面接官もちょっと戸惑っていたけど一次が通っちゃったから、二次にも進んだ。 二次試験は色々あったが、作文もあった。テーマは確か「最近あった嬉しかった話」。 私は妻の料理がマズいということを書いた。 「妻の料理

          妻に助けられた話

          10年ぶりに弟に会ったときの話

          今から5年前。10年ぶりに弟に会った。 我が家は男2女2の四人兄弟で、私が長男。2個下の妹、7個下の弟、10個下の妹と続く。 我が家は複雑な家庭環境なので説明すると長くなるため省くが、兄弟全員が仲良くない(悪い訳では無い)。 中でも下の弟とは小学生以来会っていなかった。弟が社会人になってからは母親以外連絡先を知らず、どこで何をやっているかも知らなかった。 転機になったのは祖母の葬式。そこで10年ぶりに弟と会う。 出張が急遽1日短くなり、帰宅直後に祖母危篤の連絡。同時に、予

          10年ぶりに弟に会ったときの話