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真剣に興味がありますか?👀~その1  ・・・模造刀と真剣について

●日本刀ブーム、歴女、お刀女子・・・などなど、たくさんの流行があります。

 ゲームやコミック、小説で、たくさんのお刀さんが登場し、
 真剣を五振も所持している私こと山野亜紀なのに、何だかこちらの方が気後れしちゃっているくらいなんです。😅💦

●私が真剣に初めて出逢ったのは、殺陣の師匠の林邦史朗先生の稽古場が初めてです。👀

 1997年くらいだったでしょうか。
 「殺陣の稽古」を始めて、3年くらい経った頃でしたが、先生が試斬の稽古をされているというので、
「1度くらいやってみるかな!」
 という、軽い気持ちからでした。 

2019年、刀の構えにチャレンジするをテーマに、私が協力を得て撮影

●さて、初めての試斬が上手くいったのかと申せば。

 ・・・3年も殺陣の稽古をしていると、刀の振り方だけは良かったらしく、けっこうカンタンに、すっぱりと斬る事ができました。 ^^
 ですが、自分が決めた場所を斬るとなると(「目付」と言います。👀)
 やっぱり、うまくはいかず・・・★

 あと、上から振り下ろす斬り方(袈裟斬り)は上手くいっても、
 下から斬り上げたり(逆袈裟斬り)、
 真横水平斬りは、なかなか上手くいかなくて。
 何度も居合刀(模造刀・模擬刀とも呼びますが、わかりやすい処でこちらに統一します★)で素振りをしました。
 ・・・木刀での素振りには慣れていても、真剣(約1~1.2キロほどあります)の重さには、慣れていなかったからだと思います。

林流50構えの型より、逆刀受け構え

●余談ですが、林邦史朗先生は自ら、居合刀を特注!

 それも、ご自分がお持ちの真剣に沿って造っておられました。
 それは・・・先生が亡くなるまでの40年ほども、そうされていたのでしょうか。
 なので弟子たちはもちろん、居合刀はまた、希望者には先生は、原価でお分けしていましたから。
 これは稽古で用いる事のはもちろん、殺陣のショーでも使用していました。

 ・・・今でこそ、ネット検索で、必要なら居合刀を買う事は出来ます。
 でも、素人が選ぶとなると、これがまた結構大変なんです。😅

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