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Ep6 ファスティングの実践編・性別や目的によって違う断食メソッド

エピソード6!何を食べるかではなく、どう食べるか!やっと応用栄養学の修士課程終了した奴が食事を語る回の続き。タダでできる貧乏バイオハッカー達の為の断食ライフに必要なことは?断食女子へのアドバイス、断食ガイドラインも是非ご視聴ください。

◼︎SHOWノートはこちらから

◼︎エピソードの要約

00:00:00 なにを食べるかではなく、どう食べるか?
00:00:39 オープニング 「もう話は脱線しません」
00:03:16 本日のテーマ「断食の実践編」推奨者によって違う編
00:04:35 一般的なタイプの断食メソッドを紹介
00:09:12 断食するときのガイドライン
00:15:22 断続をサポートする飲み物やサプリ
00:18:52 断食中の運動
00:23:10 まってました!女性の為の断食メソッド
00:28:47 女子断食のアドバイス
00:31:04 断食失敗の原因となる間違い・断食ダークサイド
00:33:00 干城のまとめ「断食ライフとは?」

◼︎黄金の経験note

エピソード6ではざっくりと断食の種類、手法、女性が実践する際の注意点や人によっては起こる副作用について話しました。SHOWノートには以下の内容がまとめられています。

・一般的なタイプの断食メソッド
・断食するときのガイドライン
・断食中の運動
・女性の為の断食メソッド
・断食失敗の原因となる間違い・断食ダークサイド

断食に関する研究は圧倒的に肯定的で、脂肪を減らすという観点だけではありません。どうしても「体質改善」とか「デトックス」みたいなワードが先頭に出てきて、体脂肪燃焼、もっと悪いと体重を落とす為の流行りのダイエット法のように宣伝されていることに警鐘を鳴らせたいです。

最近のいくつかの研究では、断食が以下のような効果をもたらすことがわかっています。
重度のてんかんを持つ子供たちにケトジェニック食だけでは得られない発作の減少をもたらす。
冠動脈疾患糖尿病のリスクを低減し、健康な人や糖尿病予備軍の血中コレステロールに良い変化をもたらす。
高脂肪食の有害な影響を覆す可能性:肥満や肝臓病を予防する。
脳の健康を改善し、アルツハイマー病を予防する
患者の細胞を保護し腫瘍の成長を遅らせ、化学療法の副作用を軽減する。

自分自身の生理学を理解し、プチ断食、空腹時間を戦略的に設けることはとても良い事です。研究者たちは、なぜそんなにすごいのかを解明しようとしていますが、いくつかの要因に絞られてきています。例えば2015年にイェール大学医学部で行われた研究では、断食によってβ-ヒドロキシ酪酸(BHB)という化合物の放出が促進されることが判明しました

BHBは自己免疫疾患、2型糖尿病、アルツハイマー病、動脈硬化、自己炎症性疾患などの疾患における炎症反応を引き起こすインフラマソームタンパク質複合体を直接阻害します。炎症は体を壊すものであり、数多くの病気の原因です。断食は炎症反応とそれに関連する疾患の予防になります。

ただ、番組でも紹介していますが、これまでに行われた研究の多くはマウスなどの動物を対象としたものです。ヒトを対象とした研究は少なく、ヒトに対する決定的な効果ははっきりしていません。更に女性の被験者はまだ圧倒的に少ないです。あなたに合った断食法に出会うまで、周りの意見に左右されず、長期的に自分自身の心地良さを探してください。エピソード5と6では十分すぎる情報を紹介しています。どこまで突き詰めるかは人それぞれ、個人の自由ですが、ゆる〜く頑張りたい人、プチ断食ちょっとやってみたい方は参考にしてみてください。

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