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「せっぱつまった崖っぷちに立たされたときこそ、きらめくような発想が生まれる」

せっぱつまった崖っぷちに立たされたときこそ、
きらめくような発想が生まれる。

危機感の中に身をさらすことこそ、
発想の原点だ。

   
渡辺茂(作曲家)

心を輝かせる名言集


苦労を経験したら、成長を手に入れることができるとは思う。

だからできるだけ若いうちに苦労を経験した方がいいという意見も分かる。

例えば短時間で資料を作らないといけない状況に追い込まれるとか、どんどん降ってくる仕事を同時並行で処理するとか。

たしかに、追い込まれたら火事場の馬鹿力が働いて実力以上の力が発揮できることもある。

そういう経験を積めば、追い込まれた時の突破口の見つけ方も上手くなっていくと思う。


でも私は、たとえ力がつくとしても、追い込まれるのは嫌だ。

たぶん精神的なストレスの方が大きくなって潰れてしまうと思うから。


だけど、追い込まれた状況でこそきらめく発想が生まれるというのは分かる。

自分でぼんやりと「なんとなくこんなアイディアはどうかなぁ」と思っても、いろんな人から問題点を指摘されたり、社内の政治的な都合によって理不尽な制約が追加されたりすることがある。

選択肢がなくなって追い込まれていく中で、どうにか絞り出したアイディアが、自分も周りも納得するもので、むしろ制約を取っ払っても最適なアイディアだということもある。

私はそういう追い込まれ方であれば、経験してもいいかなと思える。

まだ考えられる余裕があるからかな。

時間的なプレッシャーや威圧的なプレッシャーをかけられるのは苦手だし、嫌悪感やストレスの方が大きくて、私の場合は成長ではなくトラウマになってしまうと思う。


しんどいことから逃げたいからだけど、理想を言うと、そんなことから逃げなくていいくらいの強くてたくましいタイプになりたかった。

体力的にも精神的にもタフで、どんどん経験を積んで、バリバリ仕事ができる人になりたかった。

そういうタイプになれると思ってたのになぁ。

何を根拠にそんなこと思ってたのか謎だけど。



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