見出し画像

【毒親日記】経済的に困窮させて家に縛り付ける毒親

はじめに

※こちらのマガジンにて追記更新していますので、ご覧くださると励みになります。


金銭的に縛る親って面倒です

実家に住んでいながら食費・生活費は自分で支払う

学生だった当時、奨学金を借りながら通っていたため一人暮らしをしたくてもできませんでした。

実家に住んでいたので、家賃は親が払ってくれました。
「学生だからね。社会人になったら払えよ」と親から特別免除されてました。

ただ、食費と生活における日用品代などは「お前が使う分だから払え」と要求されました。


支払い対象だったものの例

  • 授業料(100万円/年)

  • 授業料以外のにかかる学費(教科書代など)

  • トイレットペーパー

  • ティッシュペーパー

  • ゴミ袋

  • 電気代(家賃は要求されませんでしたが電気代は要求された)

  • 白米、肉、魚、野菜などの毎日の食材費

  • 通信料

他にもありますが、長くなるので割愛します。

授業料などの学費は私が決めた道なので支払うのは当たり前だと思っています。

それでも、学費も雑費もすべて親が負担してくれて、実家暮らしで奨学金を借り、浮いたお金でブランド物のバッグを買ってる子もいたので羨ましかったです。

奨学金を複数借りて、アルバイトを掛け持ちし、何とか生きていました。



新品の教科書を買えなくて、10年以上前の中古本を買う

親からのお小遣いはもちろんなく、奨学金は学費に全額充てていました。

お小遣いをもらっていない学生は私のほかにも多くいると思いますが、
私の場合、実家に住んでいながら一人暮らしのような感覚を味わっていました。

教材や本を買うお金を稼ぐためにアルバイトを毎日入れていました。

実家暮らしなのに、日々の食費も要求されて支払っていたため、お金がなくて全然足りなかったのです。



最新版ではないので、いざ使うと先生が読んでいるページが丸ごと無い

大学で使う教科書は古本屋で揃えました。
10年以上前に刊行された教科書は、本来であれば2000~3000円もする教科書も、安いものだと200円くらいで買えました

浮いたお金で他の授業の教科書を買ってましたが、最新版ではないので、授業でいざ使うと先生が読んでいるページが丸ごと無いことも多々ありました。

先生が読んでいるところが一切読めないので、教科書を忘れたことにして隣の席の子に見せてもらったり、授業後にコピーを取らせてもらったりしました。

見せてはくれるけど、やっぱり不審がられました。
手元に教科書あるのに。「え?」って言われるし。
すごく恥ずかしかったです。






「いつも同じ服着てるよね」と馬鹿にされた

同じ学科の子に、「りさちゃんっていつも同じニット着てるよね」と言われました。
「また同じ服着てるw」と指をさされて笑われたこともありました。

GUで2000円台の服も、高くて買えませんでした。

中古ショップで安くてもあまり古く見えなそうなものを見繕いました。
500円のニットを買ったり、300円のズボンをゲットできた時はホッとして家に帰れました。


あまりにもお金に対する不安が消えず、休学してお金を稼ぐか迷った

アルバイトをいくつかかけもちしましたが、通学やバイトの移動時間を含めると毎日3時間ぐらいしか眠れなくなりました。あと精神的に追い込まれて眠れなくなりました。

1限に間に合わなくなり、成績は良くても出席日数が足りなくてテストが受けられず、追試になることもしばしばでした。

本格的に学費が足りなくなりそうで、休学を担任に相談したところ、担任が私の母親を大学に呼ぶことになりました。


もちろん拒否されましたが、何とか母親を説得して大学まで来てくれたものの、「あたしは娘のやることに口出ししませんから」の1点張りで話になりませんでした。


私のことはどうでもいい母親

本当は休学したくなかったけど、お金がなくなるのが不安で仕方なくて、先生と母親がいる話し合いの場でノートにガリガリと金額計算してました。

普段からやっていたので、私は特に何も思いませんでしたが、先生が引いたそうです。

食費と学費くらい自分で捻り出さなくてはとペンを走らせる横で、母親は「時間の無駄ですし、仕事があるので」と帰っていきました。

担任は必死に計算する私を止めると、
「あんな人でも母親になれるのね」と肩をさすってくれました。
私は何故か分からないけど、涙が止めどなく溢れてきてわんわんと泣いたのを覚えています。


おわりに

自分で選んだ道ではなく、母親が贔屓にしていた占い師のお告げで進路を決めたことを大変後悔しています。

一度入学した大学を2年間通って辞めて、新たに4年間入りなおしたけど、全く興味を持てない分野に借金を作ってまで入ったのは失敗でした。

高卒で就職して、早く親元から離れればよかった。


今回の記事も、誰かの反面教師にできていれば幸いです。
見てくださってありがとうございます。


おしまい

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?