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リアクティブな音やアート、システムのディレクション、作編曲、テクニカルオーディオデザイ…

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リアクティブな音やアート、システムのディレクション、作編曲、テクニカルオーディオデザイナー。 代表作→#アルトデウス: BC ディスクロニア: CA ブレイゼンブレイズ #DYSCHRONIA   イベント系→ #soundminihack #ggjmd

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    tatmosの独り言

  • tatmosのゲームジャムまとめ

    関わったゲームジャム作品を紹介 時々ハッカソンも

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ブレイゼンブレイズは2時間

ブレイゼンブレイズのオープンβテストが始まったので 連休を利用してはまってみることにした 結論から言うと 2時間遊んだ結果 いろいろ見えてくるものがあった。 自分の体験としては、開始しても強豪だらけで、とても勝てないで 負け続けていた。 そう、部屋を片付ける これがかなり重要だった。 どうやら身の危険を感じて、弱弱しくパンチを放っても発動しないのである。 勢いよく振り向いたりしないと敵を追いかけられない。 こんなに激しいゲームなのかと。 見えてきたものまず、ス

    • SYNCROOMのミックスをしてみた話

      何か新しいですね。VR空間で演奏。 今回のミックスはピアノとヴァイオリン それぞれローカルで録音したものっぽいけど、 ヴァイオリンに関してはかなり劣化してしまう部分がいくらかあって、 ブルブルしている部分や、音が無音になってしまう部分がいくらかあって、 Rx10のDeClipを使ってみたりして削ってみたり 音の空間配置と残響はDear VR Ozone10とEQで調整 イメージはホールで演奏していて、ピアノはちょっと左側 ヴァイオリンはセンターよりで もっと通信速度

      • ゲームサウンド1999年頃の話

        ゲームサウンドで必要とされる人材は時代によって変わってきていると思う 自分が新卒の仕事でかかわっていたのは サウンドプログラマーだった。 なりたくてなったかはちょっと怪しくて やっぱりサウンドクリエーターとして、BGMを作りたかったのだけど 自分よりも音楽を作れる人はたくさんいるだろうという感覚はあって ただ、自分の自信のあったのは、当時のGM音源で作るような曲であれば 短時間でいろんなジャンルが作れる⇨量産ができる、というノリだった。  でも、面接で話しているうちに、

        • 呼び込み君の曲のメロディーパートだけ減衰しない

          お店に行くと流れているあのメロディー 店内放送も流れていて、音がいろいろまざっているけれど メロディーの音はとてもよく聞こえる 呼び込み君に近づくと 結構ほかのパートも鳴っている でもちょっと離れると メロディーだけになる よく聞こえるといったけど、 実は埋もれやすい音でもある 意識すると聞こえる音 不思議な音

        ブレイゼンブレイズは2時間

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          ゲームサウンドで必要な人

          ゲームサウンドで必要な人 いろんな役職があると思うのですが、 自分もその一人なのかなと。 テクニカルオーディオデザイナーとサウンドエンジニア をしています。 と、大層な肩書を言ってみるも少し空しいなぁと。 ゲームサウンドの音響屋さん サウンドの音響面のディレクション(技術まわり)のサポート が主な仕事。 とかいう人って希少価値というか、もはや存在を忘れられるレベルなのかもと 少し危機感をもって書いてみる。 例えば、 自分と同じような職種の人がいないプロジェクトの場合

          ゲームサウンドで必要な人

          tatmos 2023年まとめ

          動画GGJ2023作品 絵に合わせて曲を作る 歌詞はChatGPT3 知人が亡くなってしまった アイドルっぽい曲をいくつか作ってみようとチャレンジ 歌詞はChatGPT3 ゼルダのトレイラーで流れている曲 ティアキンは一応クリアした 久しぶりにゲームに何十時間も費やした Processingを使ってMIDIのリアルタイムビジュアライズ Resolume Avenueを久しぶりに動かしてみる TouchDesignerも2年ぶりくらいに触ったような ChipTu

          tatmos 2023年まとめ

          7.1.4ch環境作ってみた感想

          AirPodsでヘッドトラックして聞いてみたりしたものの DolbyAtmosをリアルスピーカーで鳴らしたい。 AppleMusicやNetflixのDolbyAtmos 7.1.4 (7つのスピーカーとサブウーハー1つと上に4つ)の信号がサブスクの配信で聴き放題というので 上からも4ch分の情報が入っているはずなのだが、どれほど差があるのか気になっていた。 (AirPodsの空間オーディオのヘッドトラック視聴で 水平方向はわかりやすいけど上方向がどんなかわからなかった

          7.1.4ch環境作ってみた感想

          楽曲分析のすすめ

          はい 何を言っているのかわかりませんが、 おそらくピアノの伴奏の強弱の話をしているようなのですが、 違います もっと深く 作曲家の意図を読み取るのです クラシックは無駄な音をなるべく書かないというストイックな音楽で 一音一音に無駄が無いように書いているところがある。 (無駄な音を書くと怒られるくらいストイック) ただ、ここの部分だけ見てみると かなり自由に書かれている。 この自由さを許しているのが ペダルポイント 低音をずっと同じ音を流していると、上でなんの音を出し

          楽曲分析のすすめ

          unityroomで音ゲー

          unity1weekの「1ボタン」 ひっそりと参加していました。 何か音ゲーみたいなの作りたいなと思ったけど 音ゲーって何かなと サウンドボルテックスとか リズム天国とか そういうのをイメージしつつ とりあえず以下の目標 60fpsくらいほしい 曲の内容に同期 Web上で表示するとカクカクになりがちなので、 なめらかさほしい と どうやら画像サイズ小さくすれば良さそうなので、小さくして解決(?) 曲に同期はミュージックエンジンを使いました 未完成なところ曲のセク

          unityroomで音ゲー

          ピアノのオーディオからMIDIにした話

          昔の曲をアレンジしたくなった時、 元のMIDIが無くなっていて ピアノ部分を耳コピするのはとても大変 なので、AIの技術に頼ってみることにした。 ◆Piano Transcriptionを試すhttps://hosoblog.com/piano-transcription/ この記事を参考にしていろいろ実験してみた。 ◆音源分離を試すまず元の音源は「歌+ピアノ」という感じなので spleeterでピアノを分離してみた。 ボーカル入りのデータをspleeterで分離し

          ピアノのオーディオからMIDIにした話

          未来のVRセッション

          たまたまVRでセッションした音源を触る機会があったので、 将来的にこういうのがリアルタイムで行えるような 通信技術・処理能力がある前提での仮定のもと リミックスしてみた。 弦にのってしまったノイズ 弦楽器とピアノの演奏音源で、 いくらかノイズのようなものが入ってしまっていた。 ピアノ側の通信ごしでの収録音のため、ピアノの音は普通に収録したような品質だが、 弦の演奏には通信時特有のじゃらっとした(ギターのディストーションに近いような かっかっか と速い針飛びのような鶏とか蛙

          未来のVRセッション

          誕生日が来た時の感謝の曲を作ってみた話

          誕生日の曲で有名なのは Happy Birth Day To You ですね C     G そそらそ>ど<し G     C そそらそ>れ<ど C     F そそ>そみど<しら ふぁふぁ C/G  G みどれど 誕生日を祝ってもらったら おかえしを歌いたいと思ったありがとうの感謝をしたいなぁと HBDの曲はYouのところが名前が変わったりしてアレンジされていく 同じような感じで、今回はVRChatのイベントとX(Twitter)で当日17:00までにコメント付きで祝

          誕生日が来た時の感謝の曲を作ってみた話

          ひかりのディスコのコード進行分析

          CAPSULE大好きです なんとVR空間でライブが見れてしまうという CAPSULEのPVに入り込んだみたいな演出 これは楽しい グランドピアノから音がする で、この始まるまで待っている時の家CAPSULE HOUSEでは グランドピアノが置いてあって ピアノ版のひかりのディスコが流れていました。 ここでしか聴けないらしい。 素敵。 曲の出だし Key:F そそみみれれどど で始まるAメロ FMaj9 ボサノバのイパネマの娘と最初の3音は同じ始まりですね CA

          ひかりのディスコのコード進行分析

          嗚呼 針の筵

          https://twitter.com/tatmos/status/1684595744756596736?s=20 この曲は 針の筵 スティンヒルン というカードゲームが元になっています。 時間切れで途中までしか遊べなかったけど 勝とうとすると負けてしまう その負ける理由としては 一緒に遊んでいる人が有利になるためには 勝とうとしている人にいかにダメージを与えるかの選択ができてしまうという、なかなか針の筵なルールになっている。 なんというか、桃鉄みたいな、遊ぶと仲悪く

          嗚呼 針の筵

          ティアキンのインタラクティブミュージックの工夫

          ティアキンのインタラクティブミュージックしている部分 細かい工夫が多い。 (やっとエンディングまでいけた) フィールドにあるBGMまずシンプルなところ 特定の建物や村など、近づくとBGMが流れ始める 離れればBGMが消える。 非常にきれいに変化している。 フィールド上の空間配置とかで、 不都合のないように音楽変化をするための間が用意されている印象。 (テーマのある音楽をもったフィールドを隣接させない、隣接させたとしても少し道のりを用意している←音楽デザイン優先なのか、

          ティアキンのインタラクティブミュージックの工夫

          三連符を適当と解釈する人の料理

          世の中には指示通りに従わない人がいるようで 4/4拍子で8分音符の三連がでてきたら、適当にする人がいるみたいです。(驚愕) 合奏で合わなくなるのでそういう独自解釈をする人は嫌われるんじゃないかな・・・ 16分音符と8分音符の三連があったとして メトロノームが4分音符で刻んでいるなら メトロノーム1回を 4等分するか、3等分するかの違い 例えば1拍を12等分したら |--|--|--|-- |---|---|--- この細かさで定義できる これが |--|--|--|--

          三連符を適当と解釈する人の料理