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昭和サラリーマン 【男性の化粧についての話】

男性のメークが10-30代を中心に広がっているようですね。男性も眉を書いたりコンシーラやファンデーションを使用して武装する時代の到来でしょうか。きっとマーケットも拡大していくでしょうし、男性でも身だしなみの新常識として確率される時代もそう遠くないのでしょう。本当に時代の変化を感じます。

さて、先週、私の長男A(大学生)が家から出る時になんとなく長男A(以下Aとします)の顔をみたところ、”んっ なんか顔が白いような。”と思ったことがありました。

そして先日妻から「知ってる? Aな化粧してんねんで。ファンデーション塗ってる」と、少々驚きましたが、「私:まじですか?」「妻:うん」「私:なんで?」「妻:ニキビを隠したいらしい」「私:ニキビ??」「妻:あと顔ももっと白くなりたいみたい」「私:白くなりたい!!

そして、スキンケアも妻より念入りにしているとの事。

そのあとの会話はよく覚えてないですが、結論として、”ほっておこう”という結論に至りました。

私はおじさんですが、以前 ビッグバン(韓国アーチスト)の音楽をよく聞いてました。私はソル派でしたが、Gドラゴンさんの肌は白く、そしてメークもしています。なかなかカッコいいと男性だと思っていましたので、芸能人ではありますが、それもあり今時の男性メークにそれほど違和感を感じ無かったのだと思います。

というか、しばらくしてから完全に消え去っていた30年数年前のある記憶が蘇ったのです!

私が20歳=大学の時に、コーセー化粧品さんからダモン(確かこんなネーミングでした)という男性化粧品が発売されており、興味を持ちました。私はどちらかというと肌が白かったこともあり”男の肌は黒い方がカッコいい!”という憧れがありました。昭和の男は黒肌の方が主流だったように思います。ですので夏は海で焼きまくってました。ちなみにトレーニングジムにタンニングマシーンがあるので今でもたまに入っています

そのファンデーションは肌をカッコいいブロンズ色にしてくれるという事だったので、意を決して近くの薬局の化粧品コーナーに見に行きました。

最初、店主の方(60代くらいの女性)に聞いたところ、あまりよくわからない感じだったので途中から美容部員さんが接客することになりました。。。かなり想定外でした。。

年上の綺麗な方だった事をぼんやり覚えています。丁寧に教えてくれたのですが、終始恥ずかしく、「実際に塗って色見合わせましょうか?」と言われたのですが、「大丈夫です!」と言ってすぐに購入し、慌てて自転車に乗って逃走。

家で説明書どうりにファンデーションつけてみて、その時はなかなか良い感じでブロンズ色になったと思いました、、親に見られると恥ずかしいですし、無駄に心配させると思ったので、その日はすぐに石鹸で落としました。

数日して、当時の彼女とのデートの時に薄くつけていきました。彼女には事前に言わなかったと思います。自然な反応を見たかったのだと思います。

「彼女:あれ なんかつけてる?」「私:うん 。ファンデーション。今 宣伝してて有名なやつ」

「彼女:なんか おかしいで。。クビは白いし」

すぐにファンデーションを落としました。

公衆トイレだったか、ホテルだったか忘れましたが、とにかく何処かですぐに落としました。それ以来使用することはありませんでした。

悲哀を込めて俳句風にしめます。

白か黒

これが親子の

初化粧

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