見出し画像

ほとんどの災害を経験してしまった人生 part2。(地震、強盗、水害(水没)、火事などなど、、)困難を前向きに乗り越える事が人生だと思う。

前回は"阪神淡路大震災"と"強盗"の経験を書いたので、今回はその他の災害経験について書き残しておこう。どの災害経験も書くことが多すぎますが、簡潔に記載します。

では火事!

これは9年前に単身赴任で福岡にいた時の話。天神の親不幸通りという繁華街の小さなマンションの4Fに住んでいた。(福岡は良い思い出がいっぱいです^^でも今回は災害について)

朝6時頃【火事です!火事です!すぐに避難して下さい!!】という警報機の大音量で叩き起こされた。寝ぼけたまま「ん、消防訓練?」「いや聞いてない・・」「違う!マジやろ!」と、すぐさまベランダ側の窓を開けてみた。真下から左上空へと煙が上っていた。凄く焦げた臭いもした。そして玄関の方のドアを開けてみた。廊下はすでに煙で充満、、、やばい、、

あかん!焼け死ぬかも!と思い、私の三種の神器【パソコン、携帯電話、財布(カード類含む)】を大慌てでカバンに詰め込む。この3つが無事であれば他のモノは燃えて無くなってもなんとかなる!が万一に備えて意識していることでした。

三種の神器だけをカバンに詰めて、そして寝巻きからジャージに着替える。その間たぶん1分くらいの猛スピードだったと思う。

廊下はさらに煙で充満していた。ドアの鍵もせずダッシュ。一瞬エレベーターに乗ろうしたが、止まると危険なので非常階段で猛ダッシュで避難。恐るべきは火災の煙って奴は吸ってしまうと一瞬で呼吸困難になります!!しかし4Fから1Fまで息をしないわけにはいかないので、何度か吸ってしまいましたが、一瞬で何度も呼吸困難になりました。本当に火災の煙は恐ろしいです。。(肝に銘じましょう。)(あとハンカチやタオルも避難時必須)

そして必死で1Fまで降りて無事脱出成功、、下に降りると避難してきた人や警察、消防隊、野次馬で人がどんどん膨らんでいきました。

ちょうどその時に消防車が到着。大きな繁華街ということもあり消防車6台、上空にはヘリコプターが3機見えました。物々しい雰囲気でした。。

その後1時間くらいで鎮火。火災元は私の住んでいた真下の3Fの部屋からでした、、そして最近のマンションにおいて火自体は他の部屋には移らない構造になっていると聞いていましたが本当でした。火災元の部屋は丸焦げになったようでしたが、火災自体は他の部屋に移っていませんでした。もちろん消防隊の皆さんの迅速な対応のおかげでもあります。本当にありがとうございました。

それからしばらく外で待機していました。その間に上司に電話。「住んでいるマンションが火事になってしまい。今外で待っています。今日の会議は遅れそうです。」「えっ・・・今日は無理せず休んでください。」と、そりゃそうか^^そして3時間くらいたってようやく消防と警察から入室の許可がおりて無事部屋に戻ることができた。部屋も煙の臭いがしばらく消えませんでしたが、それだけで済んで本当に良かった。そして住人の方も全員無事とのことで安堵しました。

その日は会議に参加して、生きている事を実感^^

長くなったので水害(川の氾濫による町の水没)などついては次回記載します。

自分にとって、どのような悪い経験も自身の糧としていけるかどうかが、人生にとって重要だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?