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世の中で起こっている「健康」の話

column vol.48

新型コロナウイルスの感染拡大前と比べ、2人に1人が「健康になった」と実感していることが、明治安田生命保険の調査で分かったそうです。

〈読売新聞オンライン / 2020年9月3日〉

確かに自粛期間中に、自炊を始めた人が多くいましたし、肉体改造を行うべく筋トレに精を出す人も数多見られました。

お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさんの30kg減ダイエットは、連日のようにテレビで紹介されています。

また、テレワークを導入できた企業では、時間にゆとりも生まれました。私は週の半分はテレワーク、もう半分は出勤している社員の様子を見にオフィスワークしていますが、時差通勤を取り入れているので、楽に通勤できています。

考えてみると、あの殺人的な通勤ラッシュは何だったんだろうと思います。時が経てば、平成の衝撃映像のような形でギュウギュウに電車に乗った様子がテレビで放送される時代が来るのかもしれませんね。

そんなわけで、本日は「世の中で起こっている健康の話」と題して、最新のトピックスをご紹介したいと思います。

製薬業界の挑戦「バーチャル治験」

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4月以降、院内感染などを防止するため、電話やスマートフォンを利用したオンライン診療に関する国の規制が時限的・特例的に解除されました。

医薬品の面では、いまだに規制に縛られているものの、コロナ禍の影響によって、病院などに足を運ばなくても受けられる「バーチャル治験」の実現に向けて期待が高まっているそうです。

〈#SHIFT by ITmediaビジネスオンライン / 2020年8月31日〉

「バーチャル治験」のキーツールとなるのが「ウェラブルデバイス」です。自宅にいながらも、睡眠状況心拍数血圧などが測定でき、患者の状態が把握できます。

iPhoneには、実は遠隔で臨床試験に活用できる機能が入っているそうで、これには驚きました。Apple Watchを身につけて、当たり前のようにバーチャル治験を受けられる日は、すぐ近くまで迫っています。

腕時計で新型コロナの早期発見が可能に!?

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ウェアラブルデバイスについては、コロナの早期発見が可能になるという記事も目にしました。Fitbitが感染を早期に発見するためのアルゴリズムを見つけ出そうとしているそうです。

〈Forbes JAPAN / 2020年8月22日〉

しかも何と現時点で、症状が現れる前日に新型コロナウイルス感染症の半数を70%の精度で検知できるそうです…(驚)!

ちなみに、初期症状で発熱を訴える人は約半分ぐらいの割合で、最も多いのが「疲労(倦怠感)」。ただ、疲労(倦怠感)といっても、自分の中で明確な基準があるわけではないので、ウェアブルデバイスが呼吸数や心拍の変動を察知してくれるとありがたいですね。

Fitbit以外にも様々な団体が、ウェアラブルデバイスを用いて感染症の検知や、回復プロセスの調査を進めているそうなので、コロナだけではなく今後の健康管理のツールとして欠かせないものになるでしょう。

あと、スマートウォッチということで言うと、食べた物のカロリーを自動で計測してくれる「GoBe3」という商品が開発されたそうなので、そちらもおまけで追記しておきます。

〈TABI LABO / 2020年9月4日〉

水分不足に陥っていることも知らせてくれるようなので、この時期の熱中症対策にも期待できますね。

自粛開けに「キン肉マン」が増加

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私の周りには自粛期間中に肉体改造を行いムキムキになって戻ってきた人が何人かいます。

私自身も体がなまらないよう筋トレランニングはまぁまぁやってきた方なので、その気持ちは分かります(細マッチョが理想ですが)。

筋肉に欠かせないのが、やはりプロテインです。世界的にはここ6年で2.2倍にも市場規模が拡大しているそうです。

〈ITmediaビジネスオンライン / 2020年8月31日〉

確かに、プロテイン関連商品を目にする機会は増えました。タンパク質皮膚、髪の健康にも欠かせないので美容を求める人にもマストになってきています。

小売業の皆さまも、自炊肉体改造自分時間リラックスコロナ対策などについてアンテナを張り巡らせて、品揃えやサービスにつなげていただければ幸いです。

ちなみに、明日は個人的な投稿になりますが、自分自身が今注目し、取り組んでいる健康トピックスをご紹介させていただきたいと思います。

題して「私の中で起こっている健康の話」。コチラもぜひご覧いただけると幸せです。次回もよろしくお願いいたします。

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