BEST BODY JAPAN出場を終えて。

丁度、1週間前の日曜日(2022年7月31日)、BEST BODY JAPAN金沢大会に出場してきました。
結果は、残念ながら予選敗退というほろ苦いデビューでした。
でも、個人的には初出場ということもあり、結果よりも、“ちゃんと出る”
ことを目標としていたので、先ずは大会を終えてほっとしています。
一方で、改善点も多くわかったので、また出る機会があれば、もう少し
いい成績が残せるかも。

さて、そもそも、何故、BEST BODY JAPAN(略してべスボ)に出場しようと思ったのか。実は別にべスボじゃなくても良かった。

毎年、仕事もプライベートも細かい目標を決めて、だいたい7-8割くらい達成というのを繰り返してきたのだが、50歳を前にして(2022年8月現在で48歳と6か月)、今年は細かい目標を立てるのをやめようと決めた。
その代わり、今まで自分がしたことのないことをチャレンジするということだけを決めた。

8か月が経ち、チャレンジしてきたことはこんな感じ。
スノボ、SUP、カヌー、マーブル等々。
まあ、もっともみんな若いうちにやってることばかりだろうけど、あいにく、仕事ばかりしてたせいか、そんな余裕もなく、この歳になってしまった。
でも、チャレンジすることは楽しい。うまくいかないことの方が多いけど。

さて、そんな中のチャレンジの一つとしてあったのが、今回のべスボ出場だ。
元々筋トレは好きなので、ずっとしてはいるのだが、特に目標も決めず漫然とやっていたので、べスボ出場というわかりやすい目標にチャレンジするのは悪くないと思いエントリーすることにした。
最大の問題は食事制限、いや、アルコール断ちだ。ほぼ毎晩会食やら飲み会が入っておりお酒を飲まない日が月に1-2回あるかないかという生活をしていたので、果たしてそれが出来るのかどうか、でも、これをやらないと絞れないのは自明だったので、やりきるしかないと覚悟を決めた。

5月末までは既に予定が入っていたので、少なくとも2ヵ月の絞り込み期間として必要と思い出場する大会を7月末の金沢大会に定めた。
アルコールは摂取しつつ、4月くらいから、先ずは食事制限を徐々に開始。自分の場合、脂質が一番の大敵だということがわかったので、極力、脂質を減らす食事を心がけて、身体を慣らしていった。それだけでも、体脂肪は徐々に下がり、17%台だった体脂肪も5末の時点で15.7%まで落ちた。でも、全くもって大会に出るレベルの身体じゃない。

ということで、いよいよ6月。本格的な食事制限とアルコール断ちが始まる。そして、いきなり最大の関門。6月のしょっぱなから、3日程仕事関連でイベント参加のために札幌へ。
夜な夜な、皆がお酒飲みながら、盛り上がっているのを冷静に見ながら、お茶とノンアルコールカクテルを飲みながら時間を過ごす。
ここの関門をなんとか乗り切ると、意外にも平気で、その後はほぼ自炊で食事をコントロールしながら、ノンアル生活をエンジョイ。
加えて、日々の筋トレに加えて、苦手の有酸素トレーニングも加える。
有酸素はやり過ぎると筋肉が落ちるので、こちらもコントロールしながら。
自分がやっていたのは、ランニングマシンを活用して、斜度を15度にして、時速4.8キロのペースで30-40分くらいのウォーキング。これでだいたい300-400カロリーくらい消費する。こちらを週5くらい取り入れる。
といった諸々の結果、6末時点で、体重も5キロ落ち、65キロ、体脂肪も10.3%まで落ちる。
うん、はやりアルコール絶ちの効果はてき面だ。
腹筋もキレイに割れてきたが、これでも、まだ、絞り込みとしては足りない。

そして7月。いよいよ本番1か月を切る。なんとかして、体脂肪を6%くらいまで落としたい。そのためにトレーニングの頻度を上げる。
7月からは、トレーニングとは別にポージングのレッスンもスタート。慣れない姿勢もさることながら、恥ずかしさをどう取り除くかの戦い。
そして、最後までやりたくなかったのだが、人生初の日サロ。肌にもよくないし、躊躇しまくっていたが、褐色の肌の方がより筋肉を美しく見せる効果があるというので、覚悟を決めてやる。
あの狭い空間に入って、ゴーという熱風に吹き付けられるあの感触は、何度もやっても慣れないな、、、

そんなこんなで、本番の3週間前、最後の絞り込みのスパートかけるぞ!と意気込でいたところまさかのコロナに感染、、、
おいおいおい。神様そりゃないだろと思ったりもしたが、でも、本番直前にコロナになるよりはよほどいい、むしろ神様ありがとうと思いなおす。
当然のことながら、その週のパーソナルトレーニングは全部キャンセルし、自宅待機。最初の2日間は熱で運動どころではなかったが、3日目には通常体に。家で出来るトレーニングをということで、朝晩2回、1回1時間程度やりきる。

隔離期間空けのトレーニング。筋肉量はキープ出来ているのの、体脂肪も9.5%と大して落ちていない。。。
やばいあと10日しかない。。。

ここからは、最後の完全カーボン抜きの開始。
まじで仕事の生産性が落ちるので極力やりたくなかったのだが、このままでは絞りきれないのは確実なので、歯を食いしばって
やる。有酸素にカーボン抜きに筋トレ。辛い、、、
にも拘わらず、なかなか、落ちないな、、、
最終的には体脂肪7.5%で落ち着く。
(最後の水抜き後は、図っていないからわからないけど、、)

本番4日前の木曜日、疲労も溜まっていたので、筋トレを完全オフにして
サウナでリフレッシュ。調子乗って6セットしたら、身体がフラフラ。おかげで、体重はさらに1キロ近く落とせたが。

本番3日前。最後のパーソナルトレーニング。トレーナーの方にみっちりまんべんなく追い込まれてDone。帰り際に、各トレーナーの方々からのメッセージが書かれた色紙を頂く。素直に嬉しい。ここまでこれたのは彼らの励ましがあったからこそ、感謝しかない。

本番前日。せっかくここまでやってきたのだから、やっぱ記念に残しておこうと思い、プロのカメラマンのHideyoshi Itoさんに写真を撮って頂く。たぶん、人生で一番スタイルがいいはずなので。笑
撮影が楽しすぎて、ノリノリの写真を撮りまくってしまった、、、
Hideyoshiさん、とても素敵なカメラマンなので、撮影希望の方はまじでおすすめです!
4時間に及ぶ撮影のあと、いざ、金沢へ!
前日ということもあり、当然、水抜きしなければいけないので、ペットボトル500mlのお水を凍らせて、溶ける水をちびちびのびながら、一晩過ごす。外気36度、、まさに身体をはった水抜きだったな、、、

本番当日。会場に定刻通り着いたら、既に参加者でごった返している。
みな、黒光りした、筋骨隆々の身体を惜しげもなくさらして、そしてところ
構わず筋トレしている。本番前のパンプアップってこともあり、がっつり
炭水化物を食べ、各々の持ち込んだトレーニング器具で最後の仕上げをしている。
炭水化物も持ち込まず、トレーニング器具も持ってきていないのは、正直、
自分だけだった、、、ここは完全に準備不足が露呈。。。
でも、今更しょうがないので、自重トレーニングを会場の隅っこの方で、黙々とやる。

大会は、年代別に分かれているので、20代のカテゴリーからスタートなのだが、あっという間に、40代のカテゴリーの出番へ。
正直、全然緊張はせず、舞台に上がり、ポージングも練習通りには出来たので、予選突破はいけるかもと思っていたが、結果は、冒頭の通り、あえなく予選落ち。やはり、直前まで、きっちり準備して、仕上げてきている方々との差が出たなと痛感。
でも、大会を終えての感想は、本当に楽しかった!!

2ヵ月の節制期間で、いろんなものを削ぎ落すことが出来て(贅肉だけでなく)、何よりも自分にとって、必要なもの、大切なものがすごくよくわかった。いかに、自分が余分なものを身に着けていたことか、、、

ということで、BEST BODY JAPANの振り返りでした!
大会後、アルコールも復活して、好きなものも食べているけど、
今のところ体脂肪率7%台をキープしています。笑

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