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90年代個人的邦楽10選Ⅲ

前回と同じように1990年代の邦楽のヒット曲で個人的に好きな曲を紹介していきたいと思います。もう一回90年からで、まだいろいろといい曲があるのでやっていきたいと思います。もう少し個人的な好みの要素が強くなったりしていますが、いろいろ選ぶとこうなりました。音楽は個人個人で好みが分かれるので、すいません。それでもまだ1993年にやっと届いたくらいですが、どうぞ。


夢を信じて / 徳永英明 (1990年)
ファミコンの「ドラゴンクエストⅣ」の発売に合わせた今思えばメディアミックス的な展開で放送されていたフジテレビ系列のアニメ「ドラゴンクエスト」のエンディングテーマでした。このアニメはかなり好きで毎週欠かさず観てました。主人公がダイではなくアベルの方と言っても今は「ダイの大冒険」のダイの方がドラクエの漫画、アニメと言えばって感じでしょうけど、それ以前は断然こっちの方が面白かったと思いますし、僕は好きでした。キャラデザインも鳥山明がしていて、ドラゴンボールのアニメ観がそのままドラクエになったような贅沢な内容だったと覚えています。個人的な感想ですけど。で、この歌も純粋に子供心に響いて名曲でしたね、人生で同じ徳永英明の「壊れかけのradio」に次いで2番目に好きな曲だったりします。いろいろたくさん聞いてきた中で。カラオケでも今でもよく歌ったり個人的に思い出深い曲だったりします。


会いたい / 沢田知可子 (1990年)
泣ける名曲として今でも有名ですよね。僕は徳永英明のカバーアルバム「ボーカリスト」シリーズで本格的にちゃんと聞いたのですが、初めて聞いた時はやはりグッとくるものがありました。まあそこまで人生経験ある方でもないので、これはこれ、って感じでさらっと流してしまったりもするのですが。個人的にこれより泣けた名曲というのはさらに時代が下って出された植村花菜の「トイレの神様」ですかね。あれはおばあちゃんと一緒に暮らしていたので、その当時はもう亡くなっていたおばあちゃんを思い出して号泣したりしていました。トイレ掃除も一時ですがするようになったり笑。いろいろ思い出します。


情熱の薔薇 / THE BLUE HEARTS (1990年)
サビがめちゃくちゃいいのですがまさかの最後の一回、ほんの少しというのをこの曲をちゃんと初めて聞いて知って驚いた、それでも名曲だったりするブルーハーツの代表曲のひとつです。ほんとちゃんと聞くまでサビしか知らなかったので「えっ、サビこれだけ?」と思わせるアーティストの戦略というかこだわりの強さを思い知った曲でもあります。これがいいと思う人もいっぱいいると思いますが、ミーハーな音楽ファンでもある僕はもっと美味しい思いしたいなあといつも思ったりします。でもこれはこれで結構慣れてくれば構成としてありやな、と思うからやっぱり作った人のセンス(マーシー?)が一番正しいのかもしれないです。でも久しぶりに聴くと、サビ意外がかなりしっかりしているからこの構成で全然いいですね、すいませんでした笑。


RHYTHM RED BEAT BLACK / TM NETWORK (1990年)
ちょっと前にやった「TMN個人的10選」に入り切れなかったけど好きな曲なのでここで失礼します。その記事でも書きましたけどこの頃の小室哲哉の作る音楽はいいですね、大好きです。全盛期みたいな感じで。プロデューサーになってからの方がめちゃくちゃ売れて儲かったと思うのですが、この頃は純粋に音楽をしていたミュージシャンの側面が強くて真摯なその姿勢が音楽から伝わってくる感じがして僕は断然この時代の小室哲哉の方が好きです。やっぱりバブルの時代の豊かなバイブスがこういう「安心して」音楽を作れる環境や創造性を伸ばす方向に作用したのかな、とか思ったりします。小室哲哉の場合それがいい方向に行っているのではないかと。桜井和寿がこの時代だったら、あそこまでの名曲を書いたかとか、やっぱりピースがそれぞれ時代ごとにハマる具合が違うのですかね。


はじまりはいつも雨 / ASKA (1991年)
これでまだ「SAY YES」の前ですか。それでも100万枚も売れて、この頃のASKAは何をやっても無敵な「ゾーン」に入っていたみたいで、凄すぎます。これも本当にいい曲で、でも絶妙にCHAGE&ASKAとは違うテイストも出していて職人の仕事って感じがします。噂ですけど、この頃の音楽収録スタジオでASKAとすれ違った女性のスタッフは全員それだけで「メロメロ」になったとか何だとか。もう出しているフェロモンが桁違いだったのでしょうね、その当時のASKAの作る音楽を聞いたりするとそれもさもありなんって感じがします。


Choo Choo TRAIN / ZOO (1991年)
後のEXILEのHIRO(現LDH取締役社長)も在籍していたZOOの大ヒット曲です。EXILEもカバーしていましたね。でもあのバブルの空気感をこれでもかって詰めたオリジナルの方が雰囲気が出ていて好きだったりします。まだこの当時は中学生で「いろいろ寝ていた」のであまりこの曲をリアルタイムで感じたりは出来なかったのですが、もう少し年代が上の「現役」の人たちはスキーとか行ってなんやかんやの思い出とかと一緒にこの曲を思い出したりするのではないでしょうか。個人差はあるとは思いますが。でもゲレンデで一生の思い出に残る恋とかしていてバックにこの「Choo Choo TRAIN」とかが流れていたりしたら、生涯忘れることはない体験とかになったりするんかなあ、って思ったりします。まあなかなかそういう経験はありそうでなかったりするらしいですけど。PVで「どこにHIROいるんやろ」って探すのも面白いかもしれません。


PIECE OF MY WISH / 今井美樹 (1991年)
布袋寅泰の奥さんでもある今井美樹の代表曲の一つです。夫が書いた「PRIDE」も好きですが、僕はこっちの方がややいいかも。名バラードですよね。今井美樹自体世代じゃないのでそこまでドラマとか観てなくてなじみがないのですが、歌はいいのが結構あるなっていう認識はありました。90年代はやっぱり1993年とかから自分の中で「リアルな」感じがしてくるのですが、1992年とかはまだ「歴史」みたいな馴染みのなさはあるかも、です。1991年もですが。まあでも昔から「年間チャート」的なものに凄く興味があったのでこの曲も1992年の年間チャート9位なんやって思うとそれだけで自分の中で価値が上がる、みたいな。ミリオンセラーも記録しましたし。やっぱり売れる曲はいいってことも、例外はあるけどだいたいあっているなとか。そこら辺がヒット曲のランキングとかの面白いところかな、とか思ったりします。PVは公式のものっぽくはなくてドラマとかの編集版とかですが、どうぞ。でもこの方がその当時の今井美樹の芸能界での立ち位置(売れている具合、嫌らしい言い方ですが)とか分かっていいかもです。


サヨナラ / GAO (1992年)
中学2年の時に大ヒットしていたのでよく覚えています。まだ本格的に自分からCDとか買って音楽を聞いたりしていない「寝ていた」時代でしたが、何というか、思春期のあの時代しか持ち合わせていない独特の繊細な感性に沁みわたる名曲だったので、今でも聴くと懐かしい気持ちになったりします。今で言うトランスジェンダーみたいな感じだったのですかね、そこら辺も何かGAOというアーティストで覚えていたりします。いろいろと今に繋がっていくものが増えてきたのも1990年代の特徴で、そういう目線で見るといろいろ分かって興味深いですね、社会学的にというかなんというか。繊細な問題なのであまり下手なことは言いにくいですけど、すいません。


もっと強く君を抱きしめたなら / WANDS (1992年)
WANDSで一番好きな曲です。そして生まれて初めて中学校の修学旅行のバスの中でクラスメイトの前でカラオケで歌って、席の後ろに座っていた普段あまり話さない女の子が「○○(僕の名前)結構歌うまいやん」と褒められた、嬉しい記憶ともにある思い出の曲でもあります。でもまだそれからしばらくは友達とカラオケ行っても音楽とか聴いていなかったし、歌うとか出来なかったですね、中学の時は。高校入ってそれまで抑え込んでいたものを吐き出すように音楽を聴きだして友達とカラオケ行きまくったりしてましたが。でももっと早く中学くらいから音楽とか聴いておけばもっといい思い出とか出来たのに、と後悔したりしています。これは中学2年で流行っていて、まだ奥手で買えなかったですが、本当にいい曲なので頑張って(?)買えばよかったなあ。PVは珍しい当時のライブ映像があったのでどうぞ。


すばらしい日々 / ユニコーン (1993年)
解散寸前のラストシングルでこの名曲を出せるって凄いです。ユニコーン自体ほとんど知らないので偉そうなことは言えないですが、ユニコーンで一番好きな曲です。その後に奥田民生がソロでデビューして「奥田民生ってユニコーンやったんや」と知ったくらい当時は何も知らなったです。でもこの曲は本当に大名曲ですね。旋律が異次元で奥田民生の天才性を思い知らされました。何か心の深いところに刺さるメロディを紡ぎだせる人って本当に限られていると思うのですが、それが出来る奥田民生は言葉は薄くて申し訳ないですが、凄いです。いい形容詞が見つからない、すいません。


個人的に今一番ストレスを発散できるのがこのnoteの音楽記事を書くことなので最近やたら書きまくっていて、すいません。この分じゃ今年中にネタが切れるのではないかと少し心配しています。まあでもまだいろいろと書いてみたいジャンルやアーティスト、年代とかあるのでまだまだ大丈夫だとは思いますが。他にゲームとかいろいろ趣味はあるのですが、もうそこまでハマることはないですね。あとは自分で決めた目標に向かって勉強しながら仕事するとかですが、まあまあしんどいのですぐこっちのストレス発散に気持ちが向かって3時間くらいあーだこーだ思い出しながら書いている時間がやっぱりいいですね。やめられないです、すいません。でもちゃんとやることはやって社会と健全に繋がっていないと、内面が崩れていってしまうことは大昔に引きこもりで十分体験しまくっているのでそこら辺のバランスは上手く取って生きて行きたいと思います。ではまた何かの10選で。

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