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2023/05/13 やるやつはやる、やらないやつはいつまで経ってもやらない

やるやつはやる

この言葉は、狂犬との異名を持つ木下斉さんから学んだ言葉ですが、まさに自分に当てはまる言葉だと思いました。やるやると言いながら、実際に実行になかなか移せないなと思っています。

「明日やろうはバカやろう」という言葉も最近聞きました。
結局は、今どうするか、どうできるかということなのだという事だと思います。

なぜやれない?

なんでやれないのでしょうか?やれない理由はたくさんあって、結局は冒頭の「やるやるはやる」ということに尽きるのだと思います。どうやったら出来るかを常に考えて、行動をし続ける事こそが実績に結びつくのだと思います。

何もしない方が得な日本

実際仕事では、今はリスクがどうとか、リターンがどうとか、スキームがとか大義がとか、リソースがとかとか色々出来ない理由ばかりを言われて、結局前に進まないということが多くおきます。前にも紹介した「何もしない方が得な日本」という本のとおりのことが起きています。

大組織病

大組織病のようなことが起きて、いるなと思います。これは所謂体育会的なノリで成長して来た組織で同じようなことが起きているように思います。特に日本の官僚組織は、上位下達の仕組みで、上の命令を下が実行するという組織体制で、やることが決まっている時は、この方法は非常にうまく物事を動かすことが出来ると思います。
しかし、現在の日本においては、何が正解なのかがわからない、見えない、見えにくい時代になっていて、国、国会議員、官僚といったエリート集団でさえ、何が正解かわからないようになってきています。
アメリカはそれを大きな政府から小さな政府と言って、国主導から民間主導に切り替えて、世界企業が主導して経済を牽引していますが、かつての日本は国が主導して、民間企業を育成していたところから、バブル後にうまくいかなくなってから、制度的なものはいろいろ変えて来たところですが、本質的なもの、稼ぐ源泉が何かというところの議論をしっかり出来ていなかったために、形だけ官から民ということを言って、制度だけ作ったけど結局魂こもらず状態になってきた30年間のように思います。
結局のところ、体育会的な上が絶対というところは、ヤクザの上が黒なら白い物も黒というのは、実は官僚組織でも同じ、むしろ、エリート組織の方が、タチが悪い状態で残っているように思います。
一方で、かつては、組織の中で一子相伝のように、組織の中でのエリート集団が構築して来たところですが、毎年のように人事異動を繰り返す結果、そうした組織が良くも悪くも維持できなくなり、組織が大きければそれだけ経営は安定してしまうので、本当の意味で、変革が起きにくい状況で、組織病が温存されてしまうということが起きているように思います。

危機的なのは中間管理層

最近思うのは、特に中間管理層が危機的な状況だということです。おそらくトップクラスにいける一握りのエリート層は、私が言っているようなことは当たり前のように理解していると思いますが、一番まずいのは中間管理層で、単に組織に長く、従順に点数を稼いだ層が中間管理層になるので、その段階では、何もしない、つまりマイナス点を取らなければ、年功でえらくなれると思っている層が一番やばいと思います。

正解がない時代だからこそ

正解がない時代だからこそ、リスクをとってチャレンジする。これは経営層であればみんな当たり前に言う言葉ですが、実際の組織の中で、チャレンジするチームがどれくらいあるか、チャレンジしたいと言ってもそれを止めてしまう管理層がどれくらいあるかということです。中間管理層はいったい何を求めているのか、本当に組織の将来を考えているのかを疑いたくなります。

現代日本の社会システム上での弊害?限界か?

このことは、おそらくいろいろな組織で似たような状況が起きているのではないでしょうか?つまり、特定の誰かの責任というよりも、現在日本の社会システム上での弊害というか、限界なのではないかと思います。

という自分も大組織病の一部であり、冒頭のやるやつはやる、やらないやつはやらないという言葉を聞いて、自分はやるやつだ、いややると思っていましたが、実際1年経って、実績というか、成果を残せないまま過ごしています。

実行する一年に

とはいえ、色々足掻いてはいて、成果を出すための下地というか、環境が少しづつ整いつつあるので、それを実行する一年にしていきたいと思っております。

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