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ChatGPT関連で一番の情報と思う。伊藤穰一さんのYoutubeがめっちゃ勉強になった

ChatGPT の勉強をしていたら、伊藤穰一のYoutubeに行き着きました。


Joi Itoさんですね。

元MITのメディアラボの所長をされていた方です。


その方がChatGPT について述べられているのが、とても勉強になりました。

とても著名な方なので、とても視座が高く、またChatGPT 含めたAIへの大局観も素晴らしいです。

それでありながら、ChatGPT の個別具体的な利用方法まで触れていました。


非常に勉強になったので、個人メモが主目的になりますがnoteにまとめておきます。



ChatGPT の解説



▶︎ 定義

まずは定義から。
ChatGPT は、LLMになります。

LLM (Large Language Model)
大規模言語モデル


▶︎ ChatGPT の性格

伊藤さん曰く、ChatGPT は以下の性格を持つとのこと。

ChatGPT の設計の中身は、”Guess”が多くなる仕組みとなっている。

つまり、予想で書く構造となっている。

何かの質問がきたら、過去の膨大な言葉のやりとりから、
「きっと、こんな回答が良いんじゃないだろうか?」
という趣旨で返答
するという構造。



▶︎ ChatGPT の弱み

ゆえに、以下の弱みを指摘しています。

なので、とても正確なデータベースや情報、リアルタイムな情報の提供は期待できない


▶︎ ChatGPT の強みは何か?

1つ目は、
文書、会話をスムーズにできるのが強み。

2つ目は、
人間の自然言語(普通のことば)を、コンピュータが解読できるプログラミング言語に翻訳できる。
なので、プログラミングができない人が、プログラミングをChatGPT にやってもらったり出来る。

なお、ChatGPT に、いろいろな設定をしておくことで、より一層、自分が欲しいコードが手に入る。
ちなみにこれを、プロンプト・エンジニアリングという。


伊藤さんの情報ではないですが、プロンプト・エンジニアリングについて補足です。

プロンプトエンジニアリングとは、AI に対して適切な質問や指示を与えることで、より望ましい結果を引き出す技術です。
特に、ChatGPT のような自然言語処理を行う AI に対して、効果的なプロンプト設計を行うことで、意図通りの回答や文章生成が可能となります。

出典は以下のリンクのサイト



▶︎ 今後のChatGPT やAIに対して危惧は?

物事が進化すると、良い面と悪い面の両方も進化する。

でも、例えばビジネスにおいて、”会社”も悪いことが出来ないように、ガバナンス面が進化してきた。
故に、AIにも今後ガバナンスが徹底されるだろう。

この際のガバナンスは、法律が大事だが、法律は各国によって異なる。なので、国ごとにAIに対するガバナンスが異なってくる。



ChatGPT の活用法



▶︎ ChatGPTの使い方は?

アイデアはあるけど、表現が面倒な人がいるとする。
小説家だとしよう。

そういった人は、アイデアなどを設定条件としてChatGPT に与えて、ChatGPT まずは叩き台を書かせてみる。
書き方のスタイルも設定できるし。
人間は、その叩き台を手直しすれば良い。



▶︎ AIの役割

伊藤穰一さんが全般的に主張されているのが、以下です。
個人的には、ここが最も印象的で、勉強になりました😳

AIは、人間を拡張させるもの、人間の能力を増幅させる装置だ。
AIは、人間を加速させるものだ


そうなると、人間が「世の中をどうしたいか」をしっかりと決めておくことが大事。
AIの利用者が、倫理観や道徳、ビジョンなど、しっかりと方向性を持つことが重要だ。



▶︎ AIの教育利用は?

伊藤さんの授業では、AI、ChatGPT は使う。
ただし、教育でのAI利用する場合は、
「AIを使うなら、目指すゴールを非常に高い課題に設定する」
などの対処を提案。

つまり、「教育者が、学生に何を学んでもらうことをゴールとするか」次第だなと、感じました。



▶︎ 次の人間の役割は?

今のAIは単なるおりこうさん。
返答の内容もつまらないものが多い。

なので、人間は、より人間らしさが求められる。
つまり、創造性や、ユーモアなどは、ChatGPT は、まだまだレベルが低い。
そういった人間らしさは、人間にしか出せない。


なお、細かな知識ではChatGPT は間違いが多い。
まだ人間が、こういった間違いを直す必要がある。



▶︎ 人間に求めらる素養は?

AIは、何か指示されたらそれをやる。
言われたことをキチッとやるのが上手。

なので、人間で、AIのように指示をうまくやるだけの人間は、必要じゃなくなってくるだろう。

それよりも、人間は「自分はこれをやりたい」という人材が求められる。
そういう内在的な意欲の高い人が求められる。


ちなみに、今の教育や会社のシステムは、人間の内在的な意欲は押さえつける方向が強い。

今後は、何かをやりたいという意欲の強い人材、クリエイティブな人材が求めら得る。つまり、これまでとは真逆の人材が求められる。



プロンプト・エンジニアリング



▶︎ ポイントは


自然言語とプログラミングの境目が、ほぼ無くなってきている。
(自然言語とは、僕らが普通に喋る言葉)

つまり、普通の言葉で、素人でも、プログラミングが出来てしまう(ChatGPT がやってくれる)。

すると、次に必要になってくる技術は、プロンプト・エンジニアリングですね。

上述の通り、プロンプト・エンジニヤリングとは、AIに正しい設定を与える技術です。

この分野が、今後伸びていくんでしょうね。





気付いたら、伊藤さんがの発言を書き起こすという、AIでも出来そうなことをやってしまっていました😅

その事実に驚愕としながら、個人的なポイントは書き終えたので、一旦終えたいと思います。





今日も読んで頂いて有難う御座いました😃



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