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コラム第36回:眼の疲れの改善

(松)こんにちは! サポートスタッフの松澤です!

(松)このコラムでは鈴木トレーナー監修の元、スポーツ愛好家の方へ向けた内容を発信しています。

(松)前回はドナースポーツとはなにかをお伝えしました。

(松)今回は、眼の疲れについていろいろお聞きしていきます。

(松)それでは、鈴木トレーナー! 今回もよろしくお願いします!

(鈴)よろしくおねがいします!



眼の疲れの改善


(松)鈴木トレーナー。実は最近すぐ眼が疲れてしまって困っています。どんな原因が考えられますか?

(鈴)眼がすぐに疲れるという方は、日頃眼を緊張させて見ていることが原因かと思われます。恐らくスマホやパソコンを見るときに前かがみになり、かなり画面に顔が近い状態になっているのではないでしょうか。
まずは画面を見るときに、①画面から顔を離すこと ②前かがみにならず、良い姿勢で見ることを心がけてみてください。
また、いくら意識しようとしても時間が経つにつれて無意識に上記のことが起きてしまいます。そのためタイマーなどを使い、できれば20分に1回は軽い休憩を入れるようにするのが良いかと思います。

(松)言われてみれば確かに顔が画面に近づいているときがある気がします! それとあまり休憩を取っていませんね。それが原因かも。

では、眼の疲れを取る方法はありますか?

(鈴)一番手軽で効果的なのはホットアイマスクですね。眼の周りを温めることで血流もよくなる上、神経の緊張も抑えられるので眼の疲れが取れやすいです。
レンジでチンして何度も使えるものや、1つずつ個包装されている使い捨てのものもありますが、電気屋などに売っているアイウォーマーと呼ばれる機械がおすすめです。
アイウォーマーですと長時間温度が一定に保たれるのでより効果的です。お値段は少々高くなりますが、一度購入すれば長く使えるので、日頃から眼の疲れに悩まされている方はご検討ください。

(松)ホットアイマスクとアイウォーマーですね! 疲れ目の頻度や、パソコンやスマホを普段どれくらい使っているかで購入するものを決めるといいかもしれませんね。

でも、そもそも眼が疲れなければつらい思いもしなくて済むわけで…… 疲れづらい眼になる方法なんてありますか?

(鈴)一番は眼が疲れる原因となるスマホやパソコンの連続使用時間を短くすることですね。
また、視覚依存が強いひとは眼が疲れやすい傾向があります。そのため、時間はかかりますが、身体の感覚や三半規管を含む前庭覚と呼ばれる機能を鍛えることで「眼の緊張が出づらい」身体にしていくことをおすすめします。これはすぐには達成できないので根気がいることですが、簡単に言えば日頃から運動習慣を身につけましょう!ということです。眼が疲れやすいということとは、一見関係ないように見えますが、日頃色んな運動をすることでそれが解消できるかもしれません。

(松)運動が大事!なのは分かりましたが、そもそも視覚依存が強いとはどういう状態のことですか?

(鈴)人間は運動を行う際(ただ黙って座っているレベルを含む)視覚の他に、身体の感覚である「体性感覚」と三半規管を含む「前庭覚」の3つの感覚を使っています。
人間は骨だけだとまっすぐ起きていられないので、ただイスに座っているだけでも、実はこれらの感覚を必要とし、その情報をもとに筋肉を働かせることで座っています。
視覚依存とは、これら3つの感覚のうち「視覚」にばかり頼りすぎになっている状態のことを指します。
本来は3つ全部使って行きたいところを視覚だけたくさん使うようになるため、眼が疲れやすいという状態につながります。
そして、日常的に様々な運動をすることで他の2つの感覚である「体性感覚」「前庭覚」が鍛えられるので、視覚依存から脱却して疲れづらい眼になるということです。

(松)なるほどー! 今までのコラムでも運動の大事さは何度もお伝えしてきましたが、まさか眼の疲れも運動で改善できるとは思っていませんでした!

それでは運動の大事さを再確認できたところで今回のコラムは終了とさせていただきます。

(松)個人ホームページでは、より専門的なコラムに加え、鈴木トレーナーへトレーニング指導のお問い合わせもできます。ぜひご覧ください!

(松)それでは鈴木トレーナー! 今回もありがとうございました!

(鈴)ありがとうございました!


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